1873 日本ハウスホールディングス 東証プライム

PER(株価収益率)6.07倍、PBR(株価純資産倍率)0.82倍、配当利回り4.64%


 2022年3月3日発表。2022年10月期本決算予想は、前期比で営業利益+79.2%の48.50億円、経常利益+72.4%の45.80億円と2期連続の増収・増益の見通し。


 2016年6月17日の295円を安値とする短期上昇トレンド(A)の中で、12月19日に762円の高値をつけ、ここから下降トレンド(B)を形成しました。

この中で2018年12月25日に361円まで下げていったん反発し、2019年4月8日に491円の高値をつけて、8月6日に407円まで押し目を入れました。


 ここから10月2日の536円まで上昇してもみあい12月17日の520円の高値から、コロナ相場に入り急落となって2020年3月19日に240円の安値をつけました。ここから反発したあと、7月31日の232円で2番底となって上昇トレンド(C)へ移行し、この中で2021年9月13日に457円の年初来高値をつけ、12月1日に338円まで下げて反発し、今年の1月4日に525円で高値更新となり調整に入っています。


日経平均株価は2万7,685円で今週スタート~注目の5銘柄を分析

7955 クリナップ 東証プライム

PER(株価収益率)8.74倍、PBR(株価純資産倍率)0.37倍、配当利回り3.67%


 2022年2月4日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+22.4%の32.00億円、経常利益+32.6%の36.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。


 2016年12月13日の1,002円を高値とする下降トレンド(A)の中にあります。この中で2019年5月24日の497円、8月26日の501円と2点底をつけ、501円の安値から12月10日に810円まで大幅上昇となったところで、コロナ相場に巻き込まれ急落となって2020年3月17日に410円で底打ちとなりました。

その後3月27日に595円まで自律反発となり、もみあったあと11月6日に436円まで下げて2番底となり、ゆるやかな上昇トレンド(B)へ移行しています。


 この中で2021年9月17日に614円の年初来高値更新となって調整入りとなり、12月1日に502円まで下げて、今年の1月12日に565円まで反発し再下落となって1月27日の511円と2番底をつけてもみあっています。3月17日に昨年9月17日の高値からの信用期日を経過したところですので、いったん上放れの期待ができるところです。


日経平均株価は2万7,685円で今週スタート~注目の5銘柄を分析

7593 VTホールディングス 東証プライム

PER(株価収益率)4.8倍、PBR(株価純資産倍率)1.09倍、配当利回り4.9%


 2022年2月14日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+11.5%の86.00億円、経常利益+105.7%の161.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。


 2015年8月10日の870円をピークとする下落の中で、2016年8月31日に422円の安値をつけ、ここからの反発で2017年9月29日に669円の戻り高値をつけ、下降トレンド(A)を形成しました。この下降トレンド(A)の中で、2018年12月25日に377円まで下げて反発したあと、2019年8月6日の395円まで押し目を入れ、ここから11月6日に501円まで上昇したあと、コロナ相場に入ってもみあい急落となり、2020年3月19日に250円で底打ちとなりました。


 ここから上昇トレンド(B)を形成し、この中で2021年9月14日に595円まで上昇して年初来高値更新となって調整入りとなり、11月30日に412円まで下げて今年の2月18日に495円まで上昇して3月9日に441円まで下げています。昨年の9月14日の595円の高値の信用期日を3月14日に経過しており押し目を狙えることになります。


日経平均株価は2万7,685円で今週スタート~注目の5銘柄を分析

5957 日東精工 東証プライム

PER(株価収益率)8.44倍、PBR(株価純資産倍率)0.64倍、配当利回り3.18%


 2022年2月14日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+4.6%の34.00億円、経常利益+0.4%の35.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。


 2018年4月24日の832円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2019年11月29日に676円の戻り高値をつけたところで、コロナ相場に入り急落となって2020年3月13日の345円で底打ちとなりました。その後、自律反発して3月30日に543円まで上昇後、345円を安値とし、543円を高値とする三角保ち合い(B)を形成し、この中の煮詰まったところの2021年1月4日の440円を安値に2月24日に762円まで急騰しました。


 しかし、この762円が長い上ヒゲとなって調整に入ってもみあいとなり、5月13日に516円まで下げて再上昇となり、9月16日の721円が終値で年初来高値更新となりました。

ここから反落となり、12月22日に590円まで下げて、12月28日に659円まで反発後、大幅下落となって今年の3月11日に448円まで下げました。三角保ち合いの1月4日の440円が上放れのスタートでしたので、ほぼ全値押しまで下げての反発となります。


日経平均株価は2万7,685円で今週スタート~注目の5銘柄を分析

3245 ディア・ライフ 東証プライム

PER(株価収益率)6.34倍、PBR(株価純資産倍率)1.41倍、配当利回り6.34%


 2022年2月10日発表。2022年9月期本決算予想は、前期比で営業利益はデータなし、経常利益+21.5%の50.00億円と増益の見通し。


 2015年7月3日の746円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2016年2月24日の284円、6月24日の278円を2点底とする上昇トレンド(B)の中で、2018年1月15日に723円まで上昇し、278円を安値、723円を高値とする三角保ち合い(C)を形成しました。この中で2020年1月15日に620円の高値をつけたところで、コロナ相場に突入して急落となり、2020年3月17日の328円、4月6日の324円と2点底をつけて上昇トレンド(D)を形成し、10月29日の373円の安値から上放れて2021年11月16日に661円の年初来高値更新となりました。

その後、今年の3月8日に492円まで下げてもみあっているところです。


 2020年10月29日の373円から2021年11月16日の661円までの上昇幅の1/2押し(288円)が517円となります。この1/2押しを少し切ったところから反発しています。


日経平均株価は2万7,685円で今週スタート~注目の5銘柄を分析

(出島 昇)