8月の株主優待株は117銘柄。物価高の今、家計の節約に役立つスーパー、家電量販店、外食チェーン、百貨店など人気優待株の宝庫となっています。
8月株主優待 人気ランキング
順位 コード 銘柄名 優待品例 優待発生金額※1 1 8267 イオン 買物返金カードなど 445,500 2 3048 ビックカメラ 買物券 166,550 3 7453 良品計画 買物割引カード 667,400 4 3387 クリエイト・レストランツHD 食事券 141,600 5 8233 高島屋 買物割引カード 110,200 6 9861 吉野家HD 飲食券 310,200 7 3543 コメダHD 自社電子マネー 298,600 8 7630 壱番屋 飲食券 91,300 9 3222 ユナイテッド・スーパーマーケットHD 買物割引券または優待品 91,100 10 7513 コジマ 買物券 124,600 ※1 優待発生金額 =2025年7月3日終値の株価 × 優待発生最低株数で計算した金額です。最新の情報は、楽天証券の「株主優待検索」>>
このランキングは楽天証券で優待を保有されているお客さまの人数が2025年7月1日時点で多い順番です。この記事は銘柄を推奨するものではありません。
売建可能数量や日歩は、楽天証券にログインいただくとご覧いただけます。
2025年7月3日時点の終値や数値を、楽天証券Webサイトから採取して記載しています。
*配当利回りは7月3日株価終値と2025年8月期、2026年2月期配当予想で計算。小数点第三位を四捨五入。株価は楽天証券HPより。配当予想は7月3日調査時点で最新の決算短信より。市況により変動するため、必ずご自身でご確認くださいませ。
8月の株主優待銘柄は117銘柄!
2025年8月優待は月末が土日のため、8月27日(水)が優待権利付き最終日、翌8月28日(木)が権利落ち日で、8月29日(金)が権利確定日と少し早めのスケジュールになります。
8月27日(水)までに優待株を買い、8月28日(木)まで保有を続けると優待の権利を取得できます。
今回の8月優待株は117銘柄※と2024年より16銘柄増えました。
※楽天証券 株主優待検索より
8月末は小売企業に多い2月決算の中間期に当たるため、不動の人気1位に君臨する イオン(8267) をはじめ、スーパー、家電量販店、外食チェーン、百貨店など株主優待ファンに人気の優待株が豊富にそろっています。
多くの優待株は、商品・サービスの値上げ効果もあって業績・株価ともに絶好調。「インフレは株式投資にとって追い風」という教えの見本となるような株価上昇が続いています。
また、物価高で生活が苦しくなる中、優待内容も買い物代や外食費など家計の節約に役立つものばかりであることも8月優待株の大きな魅力といえるでしょう。
人気10位以外にも活用チャンスの多い買い物、外食、エンターテインメントを楽しめる優待株が多いので紹介します。
- 映画などコンテンツ配信サービスを手掛けるU-NEXT HOLDINGS(8月・2月末に100株でコンテンツ配信サービス「U-NEXT」90日分利用料と1,000円分のポイント贈呈。ポイントは視聴料や有料コンテンツ購入に使用できる)
- 「カラオケまねきねこ」を運営するコシダカホールディングス(8月・2月末に100株で「カラオケまねきねこ」「ひとりカラオケ専門店ワンカラ」、温浴施設「まねきの湯」 で利用できる株主優待券2,000円分。3年以上継続保有で4,000円分に増額)
- 居酒屋「九州熱中屋」など113ものブランドでレストラン、居酒屋を展開するDDグループ(8月・2月末に傘下の店舗で使える電子優待チケット3,000円分)
- 中華料理チェーン「大阪王将」を運営するイートアンドホールディングス(8月末に100株で、大阪王将公式通販クーポン券2,000円分。2月末には3,000円相当の自社製品を複数から1点選択できる)
- イオンなどの大型商業施設に遊戯施設を運営するイオンファンタジー(8月・2月末に100株で遊戯施設「モーリーファンタジー」、ゲーム施設「PALO」などで利用できる優待券2,000円分。2月末には魚沼産こしひかり3kgも贈呈)
- 100円ショップを運営するキャンドゥ(8月末に100株で100円+税の優待券20枚、合計2,000円分+税)
ここでは紹介しきれませんが、魅力的な優待株は他にもたくさんあるので、楽天証券の「株主優待検索」ページで探してみましょう。
イオンが8月末に株式3分割で優待内容が実質拡充!
家計の節約に直結した、買い物返金カード優待を実施しているイオン(8267)は非常に人気の高い優待株です。
そんなイオンが2025年8月末に1株を3株に分割する株式分割を行います。
さらに、分割後の新100株株主に対しても優待を実施する実質的な優待拡充も発表しました。
次回2026年2月末以降は、新100株保有でイオングループでの買い物金額の1%分が返金される新株主優待制度が始まります。
新200株保有では2%分返金、旧100株だった新300株では以前と同じ3%分の返金になります。
さらに、2月末に新1,500株(旧500株)を3年以上保有で、1,000円分のイオンギフトカードが贈られる長期保有株主優待の拡充も行われることになりました。
また新300株以上の株主には、従来の毎月20日、30日の「お客さま感謝デー」の5%割引と優待割引の併用、イオンシネマの映画鑑賞料金1,000円(大人・大学生料金) といった「その他株主優待制度」が従来と変わらず適用されます。
新300株未満の株主に対して「その他株主優待制度」が適用されるかどうかは未定です。
この株式3分割と2026年2月期の期末配当を20円から実質1円増配の7円(分割前の旧100株で21円)にすることを発表した翌日の2025年6月13日、イオンの株価は前日比3.9%高の4,449円まで上昇。
その後も上場来高値を更新するような躍進が続いています。
2025年7月1日現在(以下、同)の株価の終値は4,433円なので、100株購入には44万3,300円が必要です。
仮に、この株価のまま株式が3分割されると、9月1日以降、新100株を約14.8万円と今より少額資金で購入できるため、それ以降は新100株の優待取得を目的とした個人投資家の買いで、株価がさらに上昇する可能性もあります。
人気優待株の宝庫!8月株主優待1位~10位
1位: イオン(8267)
権利付き最終月:8月、2月[貸借銘柄]
株価:4,455円(2025年7月3日終値)
配当金:40円(2026年2月期予想)
配当利回り:0.90%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上保有で(1)買い物代金の3%分の返金が受けられる優待カード※2025年9月1日の株式3分割実施後は1%還元に変更(2)店舗での会計時割引または優待料金特典
その他条件:お客さま感謝デー(毎月20日・30日)での5%割引特典との併用可
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8月優待株の人気第1位は、国内流通最大手のイオン。
今回の優待は8月27日(水)が権利付き最終日となる株式3分割前の最後の優待となります。優待の権利取得と同時に株式3分割の権利も獲得できます。
優待内容は、100株(分割後の新300株)保有で、半年分の買い物代金(今回の優待適用は2025年9月1日~2026年2月末までの買い物)の3%分がキャッシュバックされる株主優待カードの贈呈になります。
「イオン」「マックスバリュ」「イオンスーパーセンター」などの店舗では毎月20日、30日の「お客さま感謝デー5%割引特典」と併用することで合計8%割引になります。
また、イオンイーハートが運営する「おひつごはん四六時中」などで会計10%割引、イオンシネマでの映画鑑賞料金が1,000円の優待価格になる(大人・大学生の料金。生計を同一にする家族も優待価格で鑑賞可)などの特典もあります。
同社の今期2026年2月期は引き続き物価高で需要が高まる低価格・好採算のPB商品が好調です。
株式交換によって完全子会社化したイオン系列の商業施設を運営するイオンモール(8905、2025年6月27日上場廃止)や、株式公開買い付け(TOB)によって同じく完全子会社化したビルメンテナンスのイオンディライト(9787、7月17日上場廃止予定)、ドラックストアチェーン、 ツルハホールディングス(3391) の連結子会社化もあり、業績には上振れ余地があります。
株価も飛ぶ鳥を落とす勢いで、6月20日につけた上場来高値4,599円突破を狙う位置にあります。
トランプ関税の影響を受けない内需株で、物価高だからこそお客が集まる生活必需品を提供する企業の代表格といえるのがイオンです。
9月1日からは株式3分割で少額資金でも買いやすくなることもあり、今後も株価の続伸に期待できそうです。
2位: ビックカメラ(3048)
権利付き最終月:8月、2月[貸借銘柄]
株価:1,665.5円(2025年7月3日終値)
配当金:40円(2025年8月期予想)
配当利回り:2.40%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上保有で1,000円分の買物優待券1枚(8月)、2,000円分の買物優待券2枚(2月)。株式の保有数に応じて贈呈数が増加。
その他条件:1年以上継続保有で100株以上保有の株主に1,000円分の買物優待券1枚(株式の保有期間に応じて贈呈数が増加)
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第2位は生活用品店に変貌を遂げる家電量販店「ビックカメラ」の他、「ソフマップ」「コジマ」を子会社に持つビックカメラ。
8月末は100株保有で1,000円分の買い物券贈呈という所有株式数に応じた優待の他、1年以上継続保有で買い物券1,000円分、2年以上の継続保有で2,000円分という保有期間に応じた優待もあります。
2月末は100株保有で2,000円分の買い物券が贈呈されます。いずれも使えるのはビックカメラ、ソフマップの店頭とインターネット通販、コジマの店頭です。
同社は、都心店舗のインバウンド需要に加え、猛暑によるエアコン販売が好調な子会社のコジマも業績が復調中で、今期2025年8月期は20%以上の増益予想です。
大幅な増配で予想配当利回りも2.40%まで上昇しています。
株価は2024年10月高値1,815円から調整し、現在は1,660円台です。来期2026年8月期の業績動向次第では高値奪還にも期待できそうです。
3位: 良品計画(7453)
権利付き最終月:8月、2月[貸借銘柄]
株価:6,674円(2025年7月3日終値)
配当金:44円(2025年8月期予想)
配当利回り:0.66%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上保有で買い物の際に7%割引が適用される優待カード
その他条件:―
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第3位は国内だけでなく海外にも生活雑貨店「無印良品」を展開する良品計画。
8月・2月末に100株以上保有で店舗での買い物の際に、7%割引が適用される優待カードが贈られます。
利用できるのは全国の「無印良品」の他、家具雑貨の「IDEE」、飲食系の「Café MUJI」「Café & Meal MUJI」「MUJI Diner」、パン屋の「MUJI Bakery」などです。
同社は他社に比べて低価格のスキンケアなど化粧品販売が急成長中で、海外事業も中国での売上が伸び、今期2025年8月期も最高益の更新や1株当たり4円の増配を予定しています。
株価もまるでロケットのような勢いで上昇しており、7月1日には7,174円の上場来高値を記録、終値は6,987円でした。
2025年に入ってからの株価上昇率は前年末比94.2%に達しており、優待目的で同社の株をすでに保有している投資家にとっては、とてもうれしいことでしょう。
さすがに株価が上昇し過ぎている面もあるので、優待取得のための新規購入はいったん株価が調整するのを待った方がいいかもしれません。
4位: クリエイト・レストランツHD(3387)
権利付き最終月:8月、2月[貸借銘柄]
株価:1,416円(2025年7月3日終値)
配当金:9円(2026年2月期予想)
配当利回り:0.64%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上保有で店舗で利用できる2,000円分の株主優待券。株式の保有数に応じて贈呈数が増加。
その他条件:1年以上継続保有で400株以上保有の株主に2,000円分の株主優待券を追加贈呈(株式の保有数に応じて贈呈数が増加)
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第4位はしゃぶしゃぶなどを提供する「かごの屋」「しゃぶ菜」や「デザート王国」など多数のレストランを運営するクリエイト・レストランツ・ホールディングス。
8月・2月末に100株保有で、2,000円分の飲食券が贈呈されます。
400株(投資金額約56万6,400円)を1年以上継続保有すると通常優待の飲食券6,000円分に加えて、2,000円分が追加贈呈される継続保有株主優待制度も導入しています。
飲食券は、同社の子会社 SFPホールディングス(3198) が運営する「磯丸水産」や「鳥良商店」などの居酒屋でも利用できます。
同社はインバウンド需要や店舗改装効果で今期2026年2月期も増収増益予想。前期比1円増配の1株当たり9円を予定しています。
株価は2025年4月に上場来高値1,492円をつけるなど上り調子です。
高値つかみも怖いため、新規購入する場合は、いったん株価が1,200~1,300円台まで調整するのを待った方がいいかもしれません。
5位: 高島屋(8233)
権利付き最終月:8月、2月[貸借銘柄]
株価:1,102円(2025年7月3日終値)
配当金:26円(2026年2月期予想)
配当利回り:2.36%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上保有で(1)高島屋各店の割引対象商品が10%割引になる株主優待カード(2)高島屋各店で開催される有料文化催の無料入場(3名まで)
その他条件:100株以上保有の利用限度額は15万円まで(株式の保有数に応じて限度額が増加)
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第5位は百貨店大手の高島屋。
8月・2月末に100株以上保有で、高島屋各店の割引対象商品が10%割引になる株主優待カードが贈呈されます。100株保有の利用限度額は買い物代金15万円までです。
現金、全国百貨店共通商品券などの他、タカシマヤカードでの支払いにも割引が適用されます。
株主になると高島屋各店で開催される有料文化催に3名まで無料入場できる特典も、満足度が高く人気です。
同社はコロナ明けの2023年2月期から大幅な増収増益が続いてきましたが、6月30日発表の2026年2月期第1四半期は前年同期比26.9%の営業減益となり、通期業績見通しも下方修正しました。
日本百貨店協会によると2025年5月の全国百貨店売上高は4カ月連続の減収となり、旺盛なインバウンド需要にもさすがに陰りが見えてきました。
株価も2024年7月高値の1,538.5円から約3分の2の水準となる1,100円台まで下落しています。
ただ、自社株買いや増配など積極的な株主還元策もあり、予想配当利回りは2.36%に達しています。
今後はシンガポールや上海などアジア圏での富裕層向け販売などが業績の下支え役になりそうです。
株価が下げ止まるのを待ってから購入を考えてみるのもいいかもしれません。
6位: 吉野家HD(9861)
権利付き最終月:8月、2月[貸借銘柄]
株価:3,102円(2025年7月3日終値)
配当金:20円(2026年2月期予想)
配当利回り:0.64%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上保有で店舗で使える2,000円分(500円分×4枚)のサービス券。株式の保有数に応じて贈呈数が増加。
その他条件:200株以上保有の場合、サービス券を「株主優待商品セット」に交換することも可
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第6位は牛丼チェーン「吉野家」などを展開する吉野家ホールディングス。
8月・2月末に100株保有で2,000円分の店舗で使えるサービス券が贈呈されます。
200株(投資金額約62万400円)保有の場合は5,000円分と株数の増加以上にサービス券の贈呈額が増え、サービス券を優待商品セットに交換することもできます。
サービス券を利用できるのは「吉野家」「はなまるうどん」「カレーうどん千吉」の他、同社が最近成長分野と位置付けるラーメンチェーンの「最強トロ炊きとんこつ 鶏ガラ醤油 ばり馬(うま)」や「丸鶏醤油ラーメンとりの助」などです。
同社はコメ、牛肉など原材料価格の高騰が商品値上げでは追い付かず、今期2026年2月期は10%近い増収ですが、営業利益はほぼ横ばいの予想です。
今後は同社が力を入れるラーメン事業の国内外での成長に期待したいところです。
株価も2023年11月につけた高値3,585円からそれほど下がらず3,100円台で高止まりしています。
コメの価格高騰が落ち着いたり、ラーメン事業が軌道に乗るようなら、株価の再上昇に期待が持てそうです。
7位: コメダHD(3543)
権利付き最終月:8月、2月[貸借銘柄]
株価:2,986円(2025年7月3日終値)
配当金:60円(2026年2月期予想)
配当利回り:2.01%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上保有で株主優待用プリペイドカード「KOMECA」に1,000円分のチャージ
その他条件:3年以上継続保有で300株以上保有の株主に1,000円分のチャージを追加(2月のみ)
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第7位は「コメダ珈琲店」を展開するコメダホールディングス。
8月・2月末に100株以上保有で一律、株主優待用プリペイドカード「KOMECA」に1,000円分がチャージされます。
8月末の贈呈分がチャージされるのは12月1日です。
同社の今期2026年2月期は前期に実施した値上げ効果で大幅な増収増益となり、過去最高益を更新予想です。
前期比6円増配の1株当たり60円の配当を予定しており、予想配当利回りも2.01%まで上昇しています。
今後は2025年3月に買収したシンガポールのカフェ運営会社など、東南アジアでの事業展開も楽しみです。
株価も6月に3,035円の年初来高値をつけるなど2023年9月の上場来高値3,045円突破が目前です。
8位: 壱番屋(7630)
権利付き最終月:8月、2月[貸借銘柄]
株価:913円(2025年7月3日終値)
配当金:16円(2026年2月期予想)
配当利回り:1.75%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上保有で飲食券1,000円分(500円分×2枚)。株式の保有数に応じて贈呈数が増加。
その他条件:―
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第8位は国内外で「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋。
同社は2024年2月末に株式5分割を行って楽天証券に口座開設した投資家の保有株数が増えたこともあり、今回の8月優待株トップ10に入りました。
優待内容は、8月・2月末に100株保有で飲食券1,000円分が贈呈されるというもの。
飲食券は店舗での利用の他、お持ち帰り弁当、宅配弁当、店頭商品や同社指定の商品の配送にも利用できます。
同社は強気の値上げを続けていることで有名ですが、販促強化や北米を中心にした海外事業の成長で今期2026年2月期も増収増益予想です。
ただ、株価は今期上半期の値上げによる客数の減少を嫌って、2025年4月には865円の安値をつけました。
6月22日発表の2026年2月期第1四半期の営業利益は値上げ効果で前年同期比17.2%増となり、市場の不安を打ち消していったん反発しましたが、再び下落中です。
すでにここ4年間の最安値圏にあるため、底値買いに挑戦してみるのもいいかもしれません。
9位: ユナイテッド・スーパーマーケットHD(3222)
権利付き最終月:8月、2月[貸借銘柄]
株価:911円(2025年7月3日終値)
配当金:16円(2026年2月期予想)
配当利回り:1.76%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上保有で1,000円以上の買い物につき1,000円ごとに1枚利用できる100円分の優待券30枚または優待品。株式の保有数に応じて贈呈数が増加。
その他条件:3年以上継続保有かつ1,000株以上保有の株主に100円分の優待券10枚または優待品を追加
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第9位は関東圏に「マルエツ」「カスミ」「マックスバリュ関東」「いなげや」を展開するユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス。
8月・2月末に100株保有で、1,000円以上の買い物につき1,000円ごとに1枚利用できる100円割引券30枚が贈られます。全て利用すると年間の割引総額は6,000円になります。
物価高の今、同社のスーパーを日々の生活で使う人にとって、とても助かる優待といえます。
同社の今期2026年2月期は、イオンが18%の株式を持つ同社の主力スーパー「マルエツ」が低価格の加工食品を強化したことで客数が増加中。
過去最高の売上高を記録した前期に続き、今期も大幅な増収増益に期待できそうです。
業績回復を好感して、株価も2025年1月安値722円から900円台まで反発中。
業界最大手のイオンのノウハウ吸収やスーパー4社の経営統合の強化で利益率の改善が進めば、さらなる株価上昇に期待できるかもしれません。
10位: コジマ(7513)
権利付き最終月:8月、2月[貸借銘柄]
株価:1,246円(2025年7月3日終値)
配当金:18円(2025年8月期予想)
配当利回り:1.44%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上保有で1,000円分の買い物券1枚。株式の保有数に応じて贈呈数が増加。
その他条件:1年以上継続保有で100株以上保有の株主に1,000円分の買い物券1枚(株式の保有数に応じて贈呈数が増加、8月のみ)
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第10位は関東圏中心に郊外型の家電量販店を展開するコジマ。
8月・2月末に100株保有で1,000円分の買い物券が贈呈されます。
8月末株主には1年以上継続保有で1,000円分、2年以上で2,000円分の買い物券贈呈という保有期間に応じた優待もあります。
買い物券は同社店舗やネット通販の「コジマネット」の他、ビックカメラやソフマップの各店舗(通信販売は除く)でも使えます。
同社は資源エネルギー庁が行う省エネ家電推進補助金の特需でエアコン、給湯器など白物家電の販売が好調に推移し、今期2025年8月期も大幅増益予想です。
前期比2円増配の1株当たり18円配当を予定しています。
株価も6月30日に年初来高値1,258円に到達し、2023年1月から約2年半で2倍以上も上昇しています。
さすがに高値つかみが怖いので、いったん株価が1,000円前後まで調整するのを待った方がいいかもしれません。
「株主優待検索」のやり方
8月の人気優待銘柄を 「株主優待検索」 で調べる方法を解説します。ログインは必要なく、どなたでもお使いできます。
※スマートフォンでお読みの方は、上記をクリックすると、「楽天証券スマートフォン専用サイトへ移動しますか?」とポップアップが出ます。「OK」をクリックしてください。スマホでも、PC版とほぼ同じ検索が行えます。
※楽天証券ウェブサイトのトップページから、 「株主優待検索」 を開く場合は、「国内株式」→「株主優待>」とクリックしてください。
次に、水色の文字で「株主優待検索」と出ているところをクリックしてください。
優待銘柄を検索
「優待検索」を開いてください。下記の左側の赤で囲んだ「検索条件を指定」から下の部分で、絞り込み条件を指定できます。

8月に権利が確定する人気優待銘柄を検索
最初は、「権利付き最終日 近い順」に並んでいるので、画面上部の「並び替え」のところで、「人気順」をクリックすると、自動で人気順に並び替えができます。

(福ちゃん)