王者「熊本」に追いつけるか!?
新規17地域の「図柄入り」申し込み枚数は松戸がトップ国土交通省が2020年10月30日(金)、「第3回 新たな図柄入りナンバープレートの導入に関する検討会」を開催し、そのなかで全国の図柄入りナンバープレートにおける申し込み状況や普及率を発表しました。
2020年5月11日から、全国17の地域で自動車用ナンバープレートの新しい地域名表示、いわゆる「ご当地ナンバー」の交付が始まり、それぞれ地域ゆかりの図柄が描かれた「地方版図柄入りナンバープレート」も導入されています。
松戸の図柄入りナンバープレート(画像:国土交通省)。
・松戸:3100枚
・飛鳥:2816枚
・弘前:2258枚
・出雲:2147枚
・江東:1985枚
・市原:1941枚
・船橋:1580枚
・苫小牧:1556枚
・伊勢志摩:1404枚
・四日市:936枚
・上越:935枚
・市川:905枚
・葛飾:877枚
・知床:711枚(釧路ナンバー地域、北見ナンバー地域の合計)
・白河:658枚
・板橋:457枚
・高松:419枚
17地域における申し込み枚数で最も多かったのは、千葉県の松戸ナンバー(旧:野田)でした。なお、この数値は申込件数であり、予約完了(入金完了)の件数ではありません。
地域での「普及率」で見ると順位がだいぶ変動今回は各地域における図柄入りナンバーの「普及率」も発表されています。
既存の地方版図柄入りナンバープレート設定41地域と、新規17地域を合わせた普及率を高い順に10挙げると、次の通りになります。なお新規17地域については冒頭を「●」にしています。

飛鳥の図柄入りナンバープレート(画像:国土交通省)。
●飛鳥:2.19%(保有車両数10万8210台、図柄入りナンバープレート導入2365台)
・富士山(山梨):2.17%(9万336台、1957台)
・福山:1.98%(59万9540台、1万1858台)
●弘前:1.56%(12万6187台、1972台)
●松戸:1.38%(18万8900台、2604台)
・富士山(沼津):1.36%(43万2215台、5858台)
●江東:1.34%(12万4524台、1663台)
・熊本:1.33%(135万4890台、1万8071台)
●出雲:1.23%(15万3180台、1877台)
・仙台:1.11%(63万5785台、7060台)
図柄入りナンバープレートの申し込み件数では、既存41地域で「くまモン」を図柄に使った熊本ナンバーと、「カープ坊や」を図柄に使った福山ナンバーが突出していますが、台数あたりの普及率では、飛鳥ナンバーが最も高いようです。
ちなみに普及率で最下位は、新規17地域のひとつ高松の0.12%、ワースト2位は、既存41地域のひとつ世田谷の0.14%でした。