これぞMaaS!? コスパ最強パスついにデジタル化!

MaaSアプリ「my route」にSUNQパス登場!

「SUNQパス」デジタル化 スマホひとつで九州の高速バス乗り...の画像はこちら >>

「my route」で販売するデジタル版「SUNQパス」の券面イメージ(画像:SUNQパス運営委員会)。

 九州・山口のバスや船舶事業者が加盟するSUNQパス運営協会は2021年4月21日(水)、「SUNQ(サンキュー)パス」をMaaSアプリ「my route」にて26日(月)から販売すると発表しました。

 SUNQパスは九州および山口の高速バスや船などの乗り放題パスで、たとえば「全九州+下関4日間」1万4000円、「北部九州+下関3日間」8000円などの4種類が紙のパスで販売されています(一部対象外路線あり)。バスファンからは「コスパ最強」の呼び声があるほか、海外での販売実績もあります。

 これらが今回、「my route」で購入できるようになり、券面が表示されたスマートフォンの画面をバス乗務員に見せるなどして乗車が可能になるほか、出発地から到着地までの経路や時刻案内もできるということです。

「SUNQパス」で利用可能なバス路線は約2400本にのぼります。運営委員会は「新型コロナウイルスの影響により、高速バス利用者が減少している中、『my route』においてSUNQパスを新たに発売することで、より多くのお客さまにご利用頂きたいと考えております」とし、今後も利用可能路線の拡大やキャンペーンなどを通じて、九州観光の発展に寄与するとしています。

 ちなみに「my route」はトヨタが開発したアプリで、九州では西鉄などとともに対象エリアを拡大してきました。経路検索機能のほか、電車やバスのフリー乗車券販売や、タクシーの配車・決済、カーシェアやサイクルシェアの予約決済、店舗やイベント情報の検索機能などを有します。

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