羽田~那覇のアップグレードは「+3000円」です。
大人普通運賃は8%値上げJAL(日本航空)は2022年3月24日(木)、国内線運賃の一部変更を決定したと発表しました。
JALのエアバスA350-900(乗りものニュース編集部撮影)。
大人普通運賃、往復割引、株主割引の普通席運賃は、現在よりおよそ8%値上げ。小児普通運賃、JAL ビジネスきっぷなどの普通席運賃は、現在よりおよそ3%値上げします。
また、上位クラスの「クラスJ」「ファーストクラス」の当日アップグレード料金も変更されます。
これまで全路線一律で普通席+1000円だった「クラスJ」は、おおむね路線距離に応じるように3段階に。新料金は、羽田~小松、中部線、伊丹~福岡線などが+1000円、羽田~新千歳、伊丹、福岡線、大阪~那覇線などが+2000円、羽田~那覇、石垣線などが+3000円となります。これまで全路線+8000円だった「ファーストクラス」も距離に応じるように2段階となり、羽田~新千歳、伊丹、福岡線、大阪~那覇線が+1万円、羽田~那覇、石垣線が+1万2000円となります。
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JALは「新型コロナウイルス感染症拡大や、燃油価格の高騰による影響を受けるなど、厳しい状況におかれています。また、低燃費、低騒音の最新鋭機エアバスA350型機への機材更新など、環境問題への投資を継続的に実施してまいりました。こうした経営環境の中で、コスト削減の取り組みを徹底し、自助努力を重ねてまいりましたが、その影響が長期化していることから、このたび国内線運賃の一部を変更することを決定しました」としています。