天候だけはどうすることもできませんからね~。
「当該便乗客限定の動画」も台風の発生をはじめ、全国的な悪天候に襲われた2022年のシルバーウィーク。
FDAが実施した花巻空港遊覧チャーター(2022年9月、乗りものニュース編集部撮影)。
こういった遊覧チャーターでは、あらかじめ数パターンの飛行ルートを用意することで、天候が良好でなくても旅客が景色が楽しめるように企画されていることが多く、今回の遊覧飛行でもそれは同様。「フジヤマ遊覧フライト」は富士山ルートが厚い雲に覆われてしまっている状況であったため、いくつかの選択肢のなかから、比較的天候の改善が見込まれる岩手・秋田・青森を遊覧するルートでの飛行を、当日に決定しました。
同日15時24分ごろに花巻空港を離陸した遊覧チャーター便は、離陸し10分弱でシートベルトサインが外れます。予定飛行時間は1時間10分です。フライトのハイライトは、男鹿半島・八郎潟上空での低空旋回。機長の説明によると、このときの高度は1200mだったそうです。フライトの多くの時間、外の景色は雲でほぼ真っ白な状況だったものの、低空旋回の際はFDA側の”読み”があたったようで、外の景色を見ることができました。
また、FDAでは、運悪く悪天候下の遊覧飛行に乗ることになってしまった乗客に対し、特別なメッセージカードを配っています。