山手線の倍の長さとなる環状線がロシアに誕生。

部分開業から5年を経て全線開業へ

 ロシアの首都を走るモスクワ地下鉄の大環状線「ビッグ・サークル・ライン」が、2023年3月1日、全通しました。

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モスクワ地下鉄の大環状線「ビッグ・サークル・ライン」(画像:ロシア連邦政府)。

 この路線は2018年2月26日に部分開業しているものの、従来は路線距離10.5km、駅数も5つでした。今回の全線開業により全長約70km、駅数31へと延びたことで、世界最大の環状鉄道になっています。なお、これに伴い車両数も92両へと増えました。

 ちなみに、東京を走るJR山手線は路線距離34.5kmで駅数は30、地下環状路線の都営地下鉄大江戸線は路線距離40.7km(うち環状部分は27.8km)、駅数38のため、それらの倍にもなる路線距離をモスクワ地下鉄「ビッグ・サークル・ライン」は持っています。

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