2016年4月から運行を開始する津山線の観光列車「みまさかノスタルジー」。これに関連して、びんジュース自動販売機や「鉄道唱歌」など“懐かしいもの”が復刻されます。

昭和30~40年代をイメージ 「鉄道唱歌」チャイムも

 JR西日本岡山支社は2016年1月28日(木)、津山線で2016年4月2日(土)から運行を開始する観光列車「みまさかノスタルジー」に関連する「おもてなし」の内容を発表しました。

「みまさかノスタルジー」車内では、ボックス席の窓下に栓抜き付きテーブルが復刻されます。この栓抜きを利用できるよう、岡山駅と津山駅のホームにびんジュースの自動販売機が設置されます。

 また「みまさかノスタルジー」では、車内チャイムとして旧国鉄で使われていた「鉄道唱歌」のメロディを使用。車内放送では、津山線にまつわる歴史や沿線の観光スポットなどが案内されます。

 観光列車「みまさかノスタルジー」は、2016年4月から開催される「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」にあわせて運行を開始。

沿線の岡山県北部エリアは昔ながらの風情をとどめた街並みや、郷愁を誘う里山風景が多く残ることから、「レトロなタイムカプセルに乗って、さあ懐かしいまちへ!」とのコンセプトを持ちます。

 車両はキハ47形ディーゼルカーを改造して製作。昭和30年代から40年代に、旧国鉄のディーゼルカーで使われた車体塗装を採用しており、青色のモケット(シート生地)や先述の栓抜きなど車内設備でも“懐かしさ”が演出されています。