2025年9月13日、中央道の園原IC~中津川IC間に神坂スマートICが開通します。
園原IC~中津川IC間に開設中津川市(岐阜県)とNEXCO中日本名古屋支社は2025年8月6日、整備を進めてきた中央道の神坂(みさか)スマートICが、9月13日15時に開通すると発表しました。
中央道・神坂スマートICの完成予定図(画像:中津川市)
神坂スマートICは、中央道の園原IC~中津川IC間に設置されます。木曽山脈を貫く延長8649m(上り)・8489m(下り)の長い「恵那山トンネル」の名古屋側です。園原ICから約12km、中津川ICから約10kmのほぼ中間地点に位置する神坂PAに接続する形で開設されます。
上下線とも、ETC搭載の全車種が24時間利用可能です。
一般道は、市道神坂44号線・市道神坂45号線に接続。これにより、中央道から中山道・馬籠宿までの所要時間が短くなり、観光客の利便性が向上します。中津川市とNEXCO中日本によると、名古屋方面からだと現行(中津川IC経由)24分が13分に、東京方面からだと現行(同)32分が8分に、それぞれ短縮される見込みです。
このほか、藤村記念館(島崎藤村生家跡)や、少し離れた馬籠峠、妻籠宿、南木曽方面などへのアクセス性も向上します。