新造ではなく改造です!

既存の2000系を改造した4両編成

 南海電鉄は2025年8月8日、今年度末に運行開始を予定している新たな観光列車の外装デザインを公表しました。

南海に「深紅の豪華車両」が登場へ 既存の通勤電車を大改造! ...の画像はこちら >>

南海2000系(画像:写真AC)

 新たな観光列車は、難波駅と極楽橋駅を結ぶ現在運行中の観光列車「天空」の後継となる予定。

山岳区間を走れるステンレス製車両2000系を改造した4両編成で、快適な座席とパノラマビューを楽しめる車窓を備えるとしています。

 車両の外装は、落ち着きのある深紅をベースに、高野路の自然に調和し、緑豊かな風景に映えるカラーに。難波駅の1番線の降車ホームは、新観光列車専用の「0番のりば(仮称)」として美装化される予定です。

 南海電鉄は今後、列車の名称を決定するための投票を8月8日から8月15日にかけて実施予定。名称候補は「GRAN天空」、「TENKU零」、「天空-みやび-」の3つとなっており、専用フォームから投票を受け付けるとしています。

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