ロシア艦が日本列島に張り付くように航行

 防衛省・統合幕僚監部は2025年9月24日、長崎県の対馬沖でロシア海軍のヴィシニャ級情報収集艦を確認したと発表し、自衛隊が撮影した画像を公開しました。

【画像】怪しすぎる外観..これが自衛隊が撮影したロシア軍艦です

 今回確認されたヴィシニャ級情報収集艦の艦番号は「208」で、23日午前9時頃に対馬の南西約130kmの海域に出現。

その後、対馬海峡を北東に進み、日本海に向けて航行したとしています。

 この艦艇は、8月21日から22日にかけて津軽海峡を東に進み、9月9日には東京都の三宅島の接続水域内に出現。9月13日から15日には沖縄本島の接続水域内なども航行していました。

 これに対し、自衛隊は、はやぶさ型ミサイル艇「しらたか」により、警戒監視・情報収集を行ったとしています。

 はやぶさ型ミサイル艇は、2004年までに計6隻が建造された小型高速艇で、ウォータージェット推進により、最大速力44ノット(約81.4km/h)を誇ります。主要兵装として、62口径76ミリ速射砲と、艦対艦ミサイルシステム1式を装備しています。

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