関東および中国地方の河川名はまだ

 海上自衛隊は2025年12月15日、建造中の令和5年度計画護衛艦の命名・進水式を近日中に執り行うと発表しました。

【写真】あまりにも違う……これが「最新」と「最古」の護衛艦が並んだ様子です

 場所は三菱重工長崎造船所で、日時は12月22日(月)9時12分から9時25分、執行者は佐世保地方総監の福田達也(ふくだ たつや)海将が務める予定です。

 令和5年度計画護衛艦とは、もがみ型護衛艦の12番艦です。もがみ型は全国の河川名を由来に艦名付与されてきた経緯があるため、今回進水する艦も河川名になる模様です。

 海上自衛隊は、もがみ型護衛艦を12隻建造する計画なので、このたび進水する艦が最終番艦になります。その後は「新型FFM」と呼ばれる、改もがみ型に移行することが決まっており、すでに5番艦までが予算承認済みです。

 ちなみに、もがみ型は数が多いため、これまでに北海道(ゆうべつ)、東北(もがみ、のしろ、なとり)、北陸(あがの)、東海(やはぎ、ながら)、近畿(くまの、たつた)、四国(によど)、九州(みくま)の各地方を流れる河川名が用いられているものの、関東ならびに中国地方の河川名はまだ用いられていません。

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