「EX早特」がさらに便利に ただし一部値上げも

 JR東海JR西日本JR九州は2026年1月28日、東海道・山陽・九州新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービス「エクスプレス予約」「スマートEX」について、この春に商品を改定すると発表しました。

【画像】これが「在来線に+60円で新幹線」の概要ほかです!(画像で見る)

 今回は「EX早得7」「EX早特21」(それぞれ乗車日7日前、21日前までの予約が可能)で山陽・九州新幹線区間で設定区間が拡充される一方、東海道新幹線区間が対象で乗車前日まで予約できる「EX早特1」では、設定区間の追加と一部区間の価格改定が行われます(以下、価格は大人運賃)。

「東京~小田原」「品川~小田原」「米原~京都」「米原~新大阪」の4区間は値上げ。特におとな2520円から3520円と1000円アップする「米原~新大阪」は、在来線に540円をプラスすると新幹線で移動できたことから、惜しむ声が聞かれます。

 他方、「EX早特1」に新設されるのが「豊橋~名古屋」で、価格は1400円。これは在来線の価格に、わずか60円プラスするだけで新幹線に乗れるという新商品です。

 その一方、在来線の「名古屋往復きっぷ」「豊橋往復きっぷ」「新城・本長篠往復きっぷ」などが廃止に。たとえば「豊橋往復きっぷ」は豊橋~名古屋を平日1900円、土休日1560円で往復できるというものでした。この区間はライバルの名鉄も、片道きっぷを2枚セットしたなごや特割2平日(1780円)・なごや特割2土休日(1560円)を設定しており、SNSでは「これだと名鉄の天下になる」といった意見も見られます。

「e特急券」廃止へ 代替に障害者割引商品をネット導入

 また今回の改定では、特急券の効力のみを持つ「e特急券」が、2027年3月31日の乗車分をもって発売を終了することも発表。これには悲嘆の声が上がっています。EX予約での乗車券は「東京都区内」「名古屋市内」といった特定都区市内の取り扱いがなく、あくまで新幹線駅相互間であったため、乗車券とe特急券を別々で購入して発券する人が少なくなかったからです。

 これに関連し、2026年秋以降に「エクスプレス予約」および「スマートEX」の会員向けに、新たに障害者割引商品が発売される予定です。この商品は乗車券と特急券の効力が一体となったもので、マイナポータルから取得した手帳情報をもとに発売されます。

 これまで「e特急券」と駅窓口で購入した割引乗車券を組み合わせて利用していた人も、新商品の設定により、ネット予約で完結し、駅の窓口に並ぶ必要がなくなります。商品の詳細については、決まり次第、別途告知される予定です。

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