JR九州がICカード「SUGOMON PASS」を枚数限定で発売。「くまモン」などをデザインし熊本県の魅力を訴求します。
JR九州は2018年11月9日(金)、外国人向けのICカード「SUGOMON PASS(スゴモンパス)」を枚数限定で発売すると発表しました。
ICカード「SUGOMON PASS」のイメージ。熊本城と阿蘇の草千里を背景に、駅長用制帽を被った「くまモン」を配置している(画像:JR九州)。
ICカード「SUGOCA」を元にしており、「SUGOCA」と同様、利用可能エリア内での列車の乗車や、買い物などに利用が可能。JR九州によると、訪日外国人旅行客の増加に伴い、目的や行先の多様化が進んでいることから、従来発売している周遊型の商品に加え、鉄道も買い物もシームレスに使えるICカードを企画したといいます。
11月19日(月)午前9時に発売。金額は3000円(デポジット500円を含む)で、限定2000枚です。博多駅のJR九州の「みどりの窓口」や熊本駅の「みどりの窓口」、JTB福岡空港グローバルカウンター(国際線ターミナル1階到着ロビー内)で販売されます。発売対象は、日本国以外のパスポートを所持している外国籍の人(日本滞在日数が90日以内の短期滞在者)です。
カードは熊本県営業部長兼しあわせ部長の「くまモン」を起用し、熊本県の魅力を発信。パスの名称も「SUGOCA」と「くまモン」を組み合わせています。
JR九州は「『SUGOMON PASS』の発売により、訪日外国人のお客さまの九州観光の利便性を高めてまいります」としています。