新型コロナ患者の発生で出港が遅れた護衛艦「あしがら」 リムパックで訓練開始。

 アメリカ海軍が主催する多国間共同訓練「RIMPAC2020」に参加中の海上自衛隊護衛艦「あしがら」は、2020年8月17日、ハワイ周辺海域で対空ミサイルの実射訓練を行いました。

リムパック2020に参加中の海上自衛隊護衛艦「あしがら」 ハ...の画像はこちら >>

艦橋前方のVLS(垂直発射機)からミサイルを射出する護衛艦「あしがら」。噴煙のなかにミサイルの弾頭が見える(画像:アメリカ海軍)。

 護衛艦「あしがら」は、7月に乗組員が新型コロナに罹患していることが判明。出発を遅らせ、乗組員全員の陰性が確認されたのち、8月1日(土)に長崎県の海上自衛隊佐世保基地を出港しています。

 なお8月18日には、オーストラリア海軍駆逐艦「ホバート」や同海軍フリゲート「アランタ」、カナダ海軍のフリゲート「レジーナ」とともに海洋監視活動の共同訓練を行っています。

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