(株)凪スクエア(広島市中区)は7月2日、広島地裁より特別清算開始決定を受けた。
負債総額は約56億8600万円(2024年3月期決算時点)。
不動産の売買を目的に、(株)東亜地所として設立。大規模宅地開発(ニュータウン事業)を事業の柱とし、1989年3月期は売上高185億1134万円を計上していた。その後、数年間は100億円超えの年間売上高を維持していたが、バブル崩壊とともに徐々に売上が減少し、近年は10億円台~40億円台で推移していた。
以降も業績回復が進まないなか、2024年9月、主力事業を分割により新設した企業へ移管。当社は、現商号に変更し2025年3月31日、株主総会の決議により解散していた。
※(株)凪スクエア(TSRコード:740085360、法人番号:7240001007427、広島市中区中町7-16、設立1965(昭和40)年6月、資本金1000万円、代表清算人:二國則昭弁護士)