油壺は色々な魚を狙える絶好のポイントだ。今回は手こぎボートでハタを狙い、アカハタ3匹、オオモンハタ1匹が釣れたためレポートする。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)

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当日の条件と作戦

日時:7月20日 7時~11時
天候:晴れ ほぼ無風
潮回り:若潮 干潮7時38分 満潮14時49分
ロッド:ワールドシャウラ1702r
リール:カルカッタコンクエスト200hg
ライン:PEライン1.5号+リーダー20lb

テキサスリグでアカハタを、ジグヘッドリグでオオモンハタを狙ってみる。最近オオモンハタの釣果をよく聞くため、オオモンハタをメインで、オオモンハタのバイトがなければアカハタのポイントを探るゲームプランとした。

ベイト不在もオオモンハタ登場

仲間と共にスイミングでオオモンハタを狙っていると、仲間が立て続けにオオモンハタをキャッチ。

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小型のオオモンハタ登場(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

目に見えるベイトがいなくても、根気強くスイミングすると釣果につながることがある。油壺周辺で釣れるオオモンハタはイワシ以外にも、カサゴ、ベラ、なんとゴンズイまで捕食していることがある。そのようなベイトは回遊魚ではないため、底付近には、常に何かしらのベイトがいると考えていいだろう。

岩礁帯周りでアカハタゲット

オオモンハタの反応がなかったため、テキサスリグに付け替え、最近調子がいい根の周りにボートを移動させて丁寧に探る。すぐに反応があり、アカハタをキャッチした。

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アカハタゲット(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

ボートを何回か同じポイントに入れ直すと、立て続けに2匹のアカハタとカサゴ数匹をキャッチした。その後テキサスリグで小型のオオモンハタをゲット。オオモンハタは大型になるとベイトフィッシュばかり捕食するが、小型のオオモンハタは甲殻類をメインに捕食する。

ピンスポットの把握がキモ

アカハタの居場所がピンスポットで、いい場所に入るとアタリが連発するが、ポイントが外れると全く反応がないこともあった。いいところに入るために何度もボートを流し直すことが必要となる。

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根を把握し丁寧に攻めよう(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

今回感じたことは、油壺は絶好のアカハタのポイントだが、どこでも簡単に釣れるということではないということだ。

いい根がどこにあるか把握し、同じ場所を丁寧に攻めると数釣りにつながるだろう。

まさかのゲスト登場

アカハタを複数匹キャッチできたため、オオモンハタ狙いに戻した。スイミングをしていると、仲間にビッグバイトがあり、綺麗な魚体が思いっきりジャンプしているのが見えた。なんとかなり大型のシイラがヒットしたようだ。

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大型の引き(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

ボートを漕ぎながら上手く引きをかわし、30分を超える攻防の末、96cmのシイラをキャッチした。

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まさかのシイラヒット(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

テキサスリグは稀にこのような大型魚がヒットすることがある。昨年も小型のカンパチやイナダなどをキャッチしている。

近況と今後の展望

油壺では、アカハタ、オオモンハタを比較的簡単に狙って釣れる時期となってきた。サイズも上がってきているため、ハタ類の強い引きも楽しむことができる。今後数釣りの時期となるため、更なる釣果が期待できるだろう。

油壺はプレジャーボートの往来が多いため、航路付近では引き波が頻繁に起こる。注意して釣りを楽しもう。

<山下洋太/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
油壷

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