8月1日の朝、三重県松阪市の櫛田川でスモールマウスバスを狙った。釣果はスモールマウス4匹と、ラージマウスが1匹。

数も型も微妙だが、ヒットはそれなりにあった。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

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櫛田川でスモールバス狙い

数年前に新種として話題になったタニガワナマズ。それについて調べていると、三重県松阪市の櫛田川の名前が目に付いた。調べてみると、この川にはスモールマウスバスもいるらしい。

土曜の夜からナマズを狙い、朝になったらスモール。どちらもまだ釣ったことがないので期待は高まる。

仲間に聞くと、スモールに関しては新鮮な情報が得られた。ワクワクしながら土曜日の仕事を終えると外は雨。夜中にはやみそうだが出鼻をくじかれたのでナマズはパスし、8月1日の朝からスモール狙いで出かけた。

バスフィッシングでスモール&ラージ計5匹 ノーシンカーのワームにヒット
タックル図(作図:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

松阪市内に入ったところでまさかの雨。ひとまず川沿いに車を走らせながら、ポイントを下見する。仲間の話では、早瀬の周辺が熱かったとのこと。そんな場所を数カ所ピックアップし、車内で朝食を食べていると8時ごろに雨が上がった。

本命ヒットも連続バラシ

最初に入ったのは複数の流れが絡むエン堤下の瀬。スモールは激流でも食ってくるというが、普通に考えれば流れの緩む場所で、流れてくるエサを狙っているはずだ。

まずは激流の中でも安定して泳ぐCD3をセット。小刻みなトゥイッチを交えながらドリフト気味に流芯脇へと流し込むと、数投目でチェイスが確認できた。

次のキャストで同じラインを通すと予想通りのヒット。ところが、途中まで寄せたところで無念にもバラしてしまった。水中にチラリと見えた姿は、まぎれもなくスモールマウスバスだ。

だが一度バラしてしまうと、なかなか同じ場所では反応してくれないようだ。次はダウンストリームでキャストして岩の後ろにステイ。反転流の中でヒラ打ちさせると狙い通りに食った。ところが、これも一瞬でバラシ。その後も数回ヒットしたが、どれもキャッチには至らない。

ワームでスモール&ラージ手中

そこでサターンワーム3inchに変更。ノーシンカーで流れに乗せて瀬尻や流芯の脇に送り込み、フリーフォールで誘っていく。

すると、ピンスポットでラインが走った。慎重に聞きアワせ、ようやくキャッチしたのは20cm強のスモールマウスバス。初スモールはサイズもスモールだが、それでもうれしい1匹だ。

バスフィッシングでスモール&ラージ計5匹 ノーシンカーのワームにヒット
サターンワームに助けられた(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

次の場所に移動したあと、何とかミノーで釣れないかとTOTO48HSをキャスト。瀬の中でガツンとヒットしたところを一気に抜き上げてみれば、これがまさかのラージマウス、つまり普通のバスだ。

バスフィッシングでスモール&ラージ計5匹 ノーシンカーのワームにヒット
まさかのラージマウスバスも(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

流れの合流部で25cm級追加

だがここでも本命のスモールはバラシのみ。ワームで2匹追加し、最後の場所に向かう。ここでCDエリート55にヒット。あまりにも弱々しい引きに何かと思えば、シラハエがフッキングしていた。

その後、流れの合流部にワームを流し込んで25cm級を追加。しかし最後までミノーではキャッチできないまま、午前11時に終了とした。

バスフィッシングでスモール&ラージ計5匹 ノーシンカーのワームにヒット
小型ながら引き締まった魚体が美しい(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

今回の釣果は20~25cm級のスモールマウス4匹と、スモールなラージマウスが1匹。

数も型も微妙だが、ヒットはそれなりにあった。バラシが連発したのは食いが浅かったのか、それとも私がポンコツだったのか。

<週刊つりニュース中部版APC・浅井達志/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
櫛田川
 この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年8月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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