シルバーウィーク。大潮回りの三連休、サバがフィーバー。

ワインドで食う。ならメタルならもっといいんじゃないか?三連休3日目の大阪南港への釣行をレポートする。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

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大阪南港当日の状況

満月回りの大潮、少し早めの3時ごろにエントリー。ド干潮からのやや上げ。バスロッド71ML、2500番リールにPEライン0.3号、リーダー12lb、そしてジグサビキをセッティング。その下にメタルジグ7~20gまでを使った。

陸っぱり『サバゲーム』でフィーバー 100均メタルジグにもヒット
メタル+ジグサビキでも狙う(提供:TSURINEWSライター井上海生)

ジグサビキは、また別の機会に詳述できればと思うが、100均のものと、釣具店のものを使い分けた。残念ながら今回100均のもので釣りきれなかったが、掛けることはできたので引き続き使いたい。メーカー品のジグサビキはさすがによく釣れた。

集中してサバ狙い

おそらくタチウオはこの潮回りの夕方には接岸しない。時間も入るかどうかも特定できないタチウオの深追いはやめた。この日はメタルジグで高活性なサバを狙うことに。そしてジグサビキのリーダーが30lbあるのをいいことに、うまうまタチウオもくれば、という可能性だけ残した。

メタルジグは7~20gまでを使っていく。

いわゆるSLSJ(スーパーライトショアジギング)である。20gになると、私のバスロッドMLでは1/2ozしか使えないので若干サオに無理をさせる。ジグをアクションさせた後のフォールと手前までの戻りが早くなりすぎてしまうためなるべく控えたが、100均の18gでも、メーカー品の20gでも問題なく釣れた。

陸っぱり『サバゲーム』でフィーバー 100均メタルジグにもヒット
100均メタルジグにサバ(提供:TSURINEWSライター井上海生)

サバがしっかりとメタルにバイト

素晴らしい。日の光(光量)がある時間帯、サバがしっかりとメタルにバイトする。2投目でヒット。メタルジグにしっかりと食っている。これは絶対にバラさない掛かり方というものだ。そしてバスロッドMLクラスをほどよくしならせ、ドラグもまあまあ滑らせてくれる。面白い!7匹釣った。

陸っぱり『サバゲーム』でフィーバー 100均メタルジグにもヒット
日中にサバがメタルにバイト(提供:TSURINEWSライター井上海生)

途中、アタリがなくなったころを見計らって少し休憩を入れ、もう一度入り直すと、初秋の日も早く落ちてきて、ジグがアピールできる光量が足りなくなった。そのあとは2匹追加に留まる。そして最後の最後、執念深くやっていると、ちょっと余計な小ボラがヒットしてしまった。

暴れて服とフィッシュグリップが猛烈に臭くなり、納竿。

ジグ単の釣りとの違い

前日までの雰囲気を見て考えていた釣りが、ほとんど思い通りきれいに実践できた。

サバはライトゲームのターゲットとしては、なかなか厄介なヤツである。バイトそのものが小さいし、じゃれるようなアタリ方をするのでフッキングのタイミングも難しい。そして乗せると横走りするし大型魚を呼ぶ。その上、水面に浮かせると自重が軽い魚なので簡単に外れてしまう。ジグ単の釣りでは、アジと混泳し、アジが優勢に食ってくるときにはそんなに苦にしないのだが、サバだらけの海でアジを探すのは難しすぎるし、サバのバイトは乗せにくい。

そこでメタルジグである。それもそんなに重くないものがいいみたいだ(重すぎると魚がフォールスピードを追えない可能性がある)。メタルはまずフラッシング(きらめき)効果で魚を寄せてくれる。そしてサバのようにリアクションバイトする魚に猛烈に効く。プラス、ジグサビキで連掛けも狙える。ハリ数が多いメタルで掛けたら、ほぼバラさない。

実際この日バラしたのは、おそらく数匹。それもたぶん、ジグサビキだった。

陸っぱり『サバゲーム』でフィーバー 100均メタルジグにもヒット
がっつりフッキング(提供:TSURINEWSライター井上海生)

ド日中も狙えるか試してみよう

この日は私の都合で3時からのエントリーだったが、もしかすると、ド日中も食うのではないのだろうか?午前中の釣りでサッと釣って、サッと帰ってしまったら、なんだかこれまでとは違う釣りができるみたいで、面白そうだ。というわけで、次の釣りではそんな試しをしてみたいと思う。

<井上海生/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
大阪南港

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