熊本県上天草市大矢野・野釜島に架かる橋の下でのシーバス&アジングを楽しんだ。ダブルヘッダーだったがどちらも本命をキャッチできたので、リポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)
上天草でシーバス&アジング
9月17日、午後9時すぎにポイント到着。台風が通りすぎ、まだ少し風が残る時間帯だが夜中には落ち着く予報。「意外とまだ風あるな。1時間様子見るか」車中でラインノットを組み直しながら時間がたつのを待ち、10時30分から釣り開始。
今回は熊本県上天草市大矢野・野釜島に架かる橋の下でのシーバス&アジング。タックルはエンカウンター106MH、ストラディック5000XG、PEライン1.2号、リーダー5号、ルアーはサイレントアサシン(チャート)。

橋の下の明暗狙う
「潮は右から左か~、ここは左から右がいいんだけど。今日に限っては右から左でいいな」理由は、台風の残り風が右から左に吹いているので、逆から流れがくると潮と風が喧嘩してしまい、なおかつラインメンディングがやりづらいからである。
「まずは定石の橋の下にできる明暗部だな」明暗を狙う際は、明暗の明に投げ、暗に入り込むようにルアーを引いてくるとよい。
ルアーを替え反応を探る
暗から5m離れたとことにキャスト。「なかなかキャストコントロールいるぞ」着水と同時にすぐラインスラックを巻き取り、風と流れを利用し暗に流し込んでいくと「ゴッゴッ!」「アタったけどミスったな」「アタリはある。あとはレンジとルアーのスピードだな」。
今度は明だけを通すと、こちら側もアタリはあるがあからさまにセイゴ。ルアーを替えて再度暗に流し込んで行くがアタリはない。
「5種類使ってアタったのはミノーとワームだけか。
ミノーにいいサイズがヒット
風、流れ、レンジ、リトリーブスピード、アタリのデカさからミノーに。「狙うは暗から3m横」狙い通りにキャストが決まり引いてくると「ゴッゴン!」
「よし! ドンピシャ!」「ガバババッ!」「いいサイズ!」アワセと同時に、エラ洗いでフックを外そうともがくシーバスを流れに乗られないように、ガンガン巻いて寄せる。波を利用し、足元まできたシーバスをずり上げ成功!
「お~!ハーモニカ食い! これは外れんな」。写真を撮っていると、今回の同行者である釣具のキャスティング天草店の日高店長が到着。

ショートバイト多くアジングに
その後、アタリはあるもののショートバイトが続きアジングに移行。
ロンギヌス8.9ftにストラディックC3000HG、PEライン0.6号にリーダー2号、電車結びで1.2号を結び、ジグヘッドは0.4g、FGノットの余りイトに飛ばしウキを結び、ワームはツートンからのグリーン系。

潮のヨレ狙いで良型アジ
橋からの常夜灯周りを攻めるがまったく反応がない。「なぜいない?」すると、手前でアジのライズ。なんとか食わせると15cm級の豆アジ。
「流れは上げに変わり、左から右へ。左側に流れによる潮のヨレが発生している」。「あそこ狙ってみるか」左側のヨレに向かってキャストし、流れに乗せながら引いてくると「ゴンッ!」「きた×2!店長いましたよ!」
「ジッジー!」「流れに乗るな~」そのまま寄せてごぼう抜きすると、先ほどとは違うアジ!「22~23cmはあるな!」。

同行者にヒラがヒット
店長もうずきだしたのか、アジングタックルを用意して応戦!「ん?きました?シーバス?」「違いまーす、ヒラです!」「お、マジか!ヒラ入ってきたんか…」店長は初めてのヒラらしく、初ゲット!
それが入ってきたのが原因かアジの食いが渋くなり、満ち潮で足場がなくなりここでいったん仮眠。

<週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行/TSURINEWS編>
▼この釣り場について大矢野
この記事は『週刊つりニュース西部版』2021年10月15日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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