海上釣り堀・貞丸へ2021年ラストの釣行に出かけた。冷え込みは続いているが、そろそろ青物も釣れるのではないかと期待していたが、青物にマダイを好捕できた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)
海上釣り堀・貞丸で青物狙い
私の12月の休みは31日だけ。例年31日は釣りに行っていないが、今回は釣友からの誘いがあり2週間前に釣行した海上釣り堀・貞丸へ再び釣行してきた。
前回は釣行日の前日から一気に冷え込み全国的に雪模様。青物の活性が低いなかの釣行だった。
その後も冷え込みは続いているが、そろそろ青物も釣れるのではないかと期待して当日を迎えた。
現地で同行の皆さんと集合。3号イカダに渡って釣り開始となった。前回はイケス中央付近のウキ釣りが好調で、エサはマダイイエローとササミが良かったが、今回はどうなるだろう。
取りあえず朝イチはいつも通りミャク釣りからスタート。貞丸のマダイはサイズがいいため、普段はハリス2.5号からスタートするが、今回は3号からスタートした。

マダイ仕掛けにヒラマサヒット!
スタート時に少々トラブルがあって釣り開始が遅れたが、開始後しばらくしてマダイイエローでマダイをゲットした。
反応が続かないため、前回好調だったササミにエサを変更したが、前回とは異なり全くアタらない。早々に見切りをつけてエサをローテーションする。
マダイストロング、マダイスペシャルとダンゴエサでマダイを追加するも、こちらも連続ヒットとはならず、なかなか調子が出ない。
ここでシラサエビに変更すると、一気に穂先を押さえ込むアタリ!
掛かった瞬間に一気に横走りする。これは青物のようだ。マダイ仕掛けにヒットしたので無理をせずにやり取りする。徐々に魚との距離を詰めると、数分後に水面に姿を現したのは良型のヒラマサ。幸先よく狙いの青物を釣り上げることができた。

ここでマダイの放流となる。放流後はすぐにマダイイエローでマダイがヒット。しかし、やはり連続ヒットとはならず我慢の時間が続く。
そして青物の放流タイムを迎えた。青物狙いのタックルに持ち替え、まずは生きアジで様子を見る。仕掛けを投入すると、すぐに大きく穂先が引き込まれてヒット!
今回は青物タックルなので難なく2匹目のヒラマサをゲットしたが、やはり青物も続かない。
マダイ狙いで連釣
前回はここからマダイが爆釣となったため、皆さんは青物を狙っているが仕掛けをマダイ狙いに変更。するとネット寄りのポイントでアタリがありマダイがヒット!

どうやら良い場所に入れたようで、ここから次々とマダイがヒット。
青物狙いカンパチキャッチ!
イカダ全体の活性が上がり、皆さんにはマダイがヒットしていたが、再び青物狙いに変更して生きアジを投入する。
すると、アジが何度か追われて再び穂先が水中に突き刺さる!本日3匹目の青物となるカンパチを釣り上げることができた。

午後に入り、前回同様一気に反応がなくなってしまった。終了の時間が近づいてくる。生きアジを投入して他のロッドを片づけていると、再び穂先にもたれるようなアタリ。やや半信半疑だったがアワせるとヒット!本日2匹目のカンパチを水揚げしたところで今年の釣りは終了となった。
当日の釣果
今回の釣果はヒラマサ2匹、カンパチ2匹、シマアジ1匹、マダイ10匹の合計15匹。狙いの青物を4匹手中にし、釣り納めに相応しい満足な釣果となった。

前回とは釣れる場所とエサともに正反対の状況だったが、狙いが的中、釣り座にも恵まれたことから好釣果を上げることができた。やはり状況に応じた柔軟な対応が必要なことを再確認させられる一日だった。
海上釣り堀・貞丸では、自家養殖のおいしいマダイに加えてトロワラサ、ハタマスの放流を強化中とのこと。在庫はどっさり入っており、状況次第では大爆釣も期待できそうだ。

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<週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸/TSURINEWS編>
▼この釣り場について海上釣り堀・貞丸
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年1月14日号に掲載された記事を再編集したものになります。The post 海上釣り堀でマダイにヒラマサにカンパチ 状況に応じた釣り方で好捕 first appeared on TSURINEWS.