群馬県吾妻郡のバラギ湖では、1月22日(土)に氷上ワカサギ釣りが解禁。早速釣行してきたのでレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・郡直道)
バラギ湖で氷上ワカサギ釣り
バラギ湖では、1月22日(土)に氷上ワカサギ釣りが解禁した。
ここ数年釣果が安定せず、しばらくぶりの釣行だが、今季は試し釣りで好釣果が上がっているようで、この日を楽しみにしていた。

同湖は無印良品のキャンプ場「カンパーニャ嬬恋」の一部にあり、湖凍結後約一カ月半で穴釣りが可能となる。今シーズンは3月6日までが釣期。
解禁初日は、密集を避けるため受付開始時間の7時45分よりも前に順次開始。一日¥990の利用料を支払い。常連の釣り仲間と談笑しながら8時の開場を待つ。
バラギ湖の様子
開始時刻から湖上へ出たが雪が深くテントなどを運ぶソリに氷が張り付き、引くのに大きな力が必要。

狙った場所は試し釣りで釣果が良かったBポイント。奥にあるため苦労してなんとかたどりついた。
氷厚は20cm前後で電動アイスドリルでの穴あけは楽。ちなみに、ここは湖上に何カ所かアイスドリルが設置してあり、ドリルを持っていない人はそれを借りて穴を空けることができる。
ワカサギの仕掛け
バラギ湖は水深が2.1mと浅いので、手バネを使ったたぐり釣りで狙う。魚が小さいのでハリ0.5号2本。オモリはガン玉2B。
同湖は夏場に放流したニジマスが多いので長い仕掛けを付けると同魚のアタックを受けやすいのでハリ数を減らして底ギリギリを狙うのが無難。
エサは当初「ハイパー紅雪(グリーン)を使ったが10時すぎになると魚が飽きてきたのか、「本ラビット」と呼ばれる小さな付けエサに変更。

小さいアタリのアワセ方
はじめのうちは魚探にあまり反応は出なかったがポツポツとアタリがでてからは魚影が映るようになる。釣っているうちに魚が寄ってくるのがよくわかる。
4~5cmのマイクロワカサギ主体で、すべて当歳魚。試し釣り時やこの日の釣り人には越年魚と思われる7~8cmの釣果もあった。
とにかくアタリが小さいので、穂先のわずかな揺れに強くアワせないとハリ掛かりが悪い。

アタリはさまざまで、穂先をタテに動かく明確なものから、ミチイトを横にわずかに動かすものまで。アワセが決まりハリに掛かる感触がじつに楽しい。
こまめな誘いと小さなハリに小さくカットした付けエサが釣果アップのコツ。
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当日の最終釣果
天候に恵まれ、終日コンスタントに釣れ、149尾で15時半に納竿。

今季は3年ぶりに魚影が復活。相変わらず小型の当歳魚が主体だがかき揚げで食べると絶品。
急激に氷が緩むことがなければ3月6日まで営業予定。特に今季魚影が濃いのは確かなので早めの釣行を勧める。

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<週刊つりニュース関東版APC・郡直道/TSURINEWS編>
▼この釣り場についてバラギ湖
この記事は『週刊つりニュース関東版』2022年2月4日号に掲載された記事を再編集したものになります。The post 氷上ワカサギ釣りで149尾 小型の当歳魚が主体だが濃い魚影を満喫 first appeared on TSURINEWS.