2月7日(月)、山梨県南都留郡富士河口湖町にある河口湖へドームワカサギ釣行にでかけた。産卵期を迎え気難しい状況のワカサギ釣りながら、1400尾と大漁釣果の結果となった釣行をレポートしよう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

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河口湖でワカサギ釣り

今回の船宿は河口湖西側にドーム桟橋を構える『ボートハウスさかなや』。受付小屋と駐車場からボート桟橋までも近く、道具の持ち運びも体力を消費せず非常に楽である。

毎年この時期になると河口湖は大爆釣が期待できるベストシーズンとなる。最近は産卵期が絡んでいることもあり釣果にムラもあるが、連日多くのワカサギ釣り師が1000尾クラスの釣果を競いながら釣りを楽しんでいるようだ。例年1月から3月までの爆釣時期は大変人気なので、行くと決めたら早めの予約が必要である。

ドーム桟橋ワカサギ釣りで1400尾 群れ不在の時間帯は体力温存が吉?
人気のドーム桟橋とミニドーム船(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

タックル

ドーム桟橋の釣りで釣り座に必要なモノを用意して、タックルはサオが自作先調子ザオ35cmに新型電動リールを2丁。仕掛けは自作仕掛け(たてんがけ)7本バリ、さかなやオリジナル仕掛け(多点王)を使い、オモリは3号でエサは紅サシと白サシを合計6袋ほど用意した。

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当日の釣り座とタックル(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

当日釣り開始までの流れ

連日予約で満席なので、現地に到着すると相かわらず駐車場には釣り師の車がずらりと並んでいた。同店は6時30分から受付開始なので、それに合わせて受付小屋へ。感染症対策もしっかりしており『感染防止チェックリスト』に必要事項を記入し、ドーム桟橋料金と入漁料を払って受付を済ませた。

準備ができたらライフジャケットを着用後にスタッフのいる桟橋へ行き、ドーム桟橋まで送迎してもらった。そして座席に着き準備が出来次第、各自釣り開始となる。

ドーム桟橋ワカサギ釣りで1400尾 群れ不在の時間帯は体力温存が吉?
連日の如く船内は大人気(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

朝一から爆釣スタート

ドーム桟橋到着次第釣り開始なので、早々に魚探画面を確認すると前回同様底層に激熱な好反応。前回よりも気持ち岸寄りにドームを浅場へ移動したようだ。水深は11m前後で反応が底から3m前後の高さに出ているのを確認しながらの釣りである。

ガイドが凍るという展開に対応しつつも群れの入りは素晴らしく爆釣を満喫。開始30分程度で100尾を超えた。次第に凍らなくなったところでさらにペースをあげて、8時で302尾と頑張った。

ドーム桟橋ワカサギ釣りで1400尾 群れ不在の時間帯は体力温存が吉?
魚探に映る魚影(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

群れ抜けたら小休憩

8時を過ぎた直後に群れ抜けが発生だ。産卵期はムラもあるので想定内ではあるもとまどった。数分まてども入らないのでスタッフに連日の状況を聞いてみると、最近の傾向のようで1時間程度は止まるらしい。

群れが入る時間帯もあったがほぼ同時に皆さんも釣れていないので、休憩がてらデッキから雄大な富士山を眺めたり休んだりして1時間を過ごした。こんな展開ものんびり時間もあっていいかもしれない。

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さかなやドームからみる富士山(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

群れ再来で1000尾到達!

そして待望の群れを魚探で確認すると仕掛けを入れて釣り開始だ。掛かるワカサギは気難しめでスレ掛かりも多く、巻き上げ中に外れる事もしばしば。それでも2点メインで、3点も多くあり10時27分で612尾と巻き返した。ここで自身目標を状況判断で1000尾と設定変更だ。

11時あたりもサカナの出入りが激しく700尾台で止まる時間があるも、本気で手返しを繰返しつつ12時37分1000尾をカウントだ。これで今日の目標はクリアとなり一安心である。

ついでに気分が高揚したのか自爆してしまい、片方の仕掛け破損。

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12時37分で1000尾達成(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

最終釣果

仕掛けが片方駄目になって、休憩しつつ片方の仕掛けをさかなやオリジナルへ変更してみた。10本バリで80cmと私好みの取り回しなのですぐに馴染んだ。これで仕切り直してラストまで手を休めることなく釣りを楽しむことにした。

残り時間はどれだけ釣ることが出来るかだが、口も手も動かしつつ数を重ねていく。残り時間6分の時点で1378尾、魚影が遠のくがすぐさま群れが再来して14時30分ぎりぎりまで釣り抜いて最終釣果は1400尾となった。状況的に1000尾を超えれば御の字と言えるだけに満足の結果である。

竿頭もゲット

スタッフが各釣師の釣果を聞いていき私の釣果をみて私が竿頭とのことでワカサギを秤に乗せて検量だ。サイズ感も入る群れにより違いはあるが4650gと納得の結果である。そして竿頭ステッカーを頂き写真撮影タイムだ。ワカサギ師としては気分も高まり誰でも嬉しい瞬間である。

ドーム桟橋ワカサギ釣りで1400尾 群れ不在の時間帯は体力温存が吉?
当日の釣果(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

今後の展望

例年1月から3月あたりまで爆釣チャンスは年度により異なるが継続している。終日ローライトの日や雨雪の日になればさらなるチャンスがあるだろう。ミニドーム船でも釣果が出ているのでドーム桟橋満席の場合はありかもしれない。暖かくなればボート釣りも気持ちよくオススメである。


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今回の釣りで注意したこと3選

最後に、当日の釣りで注意したことを三つ紹介する。

1、群れ滞在時間を有効に

最近の傾向として朝一は釣れるが朝二は群れ抜けあり。その後はラストまで出入りを繰り返す釣況。常駐スタッフの情報通りであるので、いかに群れ滞在時間に数を釣りきることが重要であった。抜ける時はあっさりいなくなり拾い釣りも出来なくなるためだ。

2、適度に休憩

群れ滞在時間に制限があるのでON・OFFの切替も大事である。居ないサカナを狙うのは体力の消耗に繋がるので、適度に休憩しつつ爆釣時間に備えて体力を温存していた。

3、状況により多点を狙わない手返し

やはり産卵期なのだろう。ムラも激しくスレ掛かりも多くあるので、巻き上げ最中にワカサギが外れることもしばしば。巻き上げ速度を落としても同様に発生していたので、できるだけ動作の回転を早くすることを心掛けた。爆釣時期はムラがあっても手返しの練習に最適である。


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<なおぱぱ/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
ボートハウスさかなや
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