5月中旬、愛知県常滑市の新舞子マリンパークへ堤防釣りに出かけた。ブッコミ&サビキで誘うがここはタイムアウト、その後は碧南海釣り広場で残業、サビキを遠投して誘い続けて2時間でサッパ24匹と小サバの釣果を得ることができた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)
新舞子マリンパークで堤防釣り
5月中旬、筆者が主宰する釣りクラブのメンバーであるさやかさんとともに愛知県常滑市の新舞子マリンパークへ堤防釣りに出かけた。
午前5時に到着。空いているスペースで準備を始める。用意した仕掛けはサビキとブッコミで、まずはイソメを付けたブッコミを入れておく。その間にアミエビを解凍してサビキの準備。
手軽にサビキで釣れればいいが、魚がいなければ当然釣れない。さやかさんはコマセを入れて魚を寄せようと頑張るが、全く反応がない静かな日となってしまった。
貴重な釣果に感謝
開始から2時間が経過しても釣果なし。ボウズが頭をよぎったところで、ようやくブッコミのサオに付けた鈴が鳴る。
さやかさんがアワせると大きくはないが魚の重み。ブルブルと魚の引く感触が手に伝わる。慎重に抜き上げた1匹は12cmほどの小さなカサゴ。貴重な釣果に感謝し、記念撮影後にリリースした。
その後はサビキもブッコミも完全に反応が消えてしまい、周りの人のサオも曲がっていない。頑張ってコマセをまき続けていたさやかさんだったが、タイムアウトで納竿となってしまった。
碧南海釣り広場で残業
さやかさんを送り届けた後、さすがにこれでは終われないと1人「残業」することにした私。連日のように小サバやサッパが釣れている碧南海釣り広場へ足を伸ばした。
到着したのは午後2時。手前の放水口前が空いていたため、そこに入らせてもらい釣りスタート。こちらでもまずはブッコミ仕掛けをセットし、サビキで足元から探ってみるが反応がない。
ならば、下カゴにオモリを追加し、チョイ投げザオでできる限り遠投してみる。フォローの風にも助けられて30m以上飛んだだろうか。サミングしながら仕掛けを沈めていくと、サオ先にココッと小さなアタリ。そのまま立ててゆっくりテンションを抜かないように巻いてくる。
残業はまずまずの釣果
その後もなるべく遠くへ仕掛けを入れる。アタリが出るのはフォール中か、数回サビいた付近だけ。かなり奥を回遊しているのだろうか。しかも連発するわけではなく、釣れるタイミングがくるとポツポツ掛かり、釣れないときは反応が完全に消えてしまう。そのため常に仕掛けを入れてサビキを動かし続けていないと釣果が出ない。
申し訳程度にコマセを入れつつ、なるべく遠投して誘い続け、着実に釣果を伸ばすことに成功。
本格的な開幕はもう少し先?
サビキとはいえ、足元に落として釣れ続けるイージーな日もあれば、投げて積極的に誘いを入れないと釣れないケースもある。サビキ釣りに来て釣果が得られないのはやはりつらいので、足元を釣る仕掛けだけでなく、投げサビキやトリックサビキを準備したり、ハリの大きさや色などを各種そろえたりして、あらゆるケースに対応できるといいだろう。
ファミリーや初心者にもうってつけのサビキ釣り。足元で連発する状況になってくればいいが、この日はそうはいかなかったようだ。
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<週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔/TSURINEWS編>
▼この釣り場について碧南海釣り広場
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年6月3日号に掲載された記事を再編集したものになります。The post 堤防の遠投サビキ釣りでサッパ24匹 誘って誘ってポツポツ顔出し first appeared on TSURINEWS.