今回はマイボートで東京湾内房エリアにてハタゲームを楽しんだ。アカハタ4匹、オオモンハタ2匹を釣り上げたので、レポートする。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)

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東京湾でハタ類を釣る

4月中旬以降、東京湾内房エリアでハタ類の釣果が出るようになってきた。ここ数週間でハタゲーム開幕の基準となる水温20℃を越えた。そこで今回は、活性が高くなっているであろうオオモンハタをメインで狙った。

また魚探でアカハタが潜んでいそうな根を見つけたときには、フリーリグも試してみる作戦で釣りに挑んだ。

当日の条件

日時:6月19日6時~11時
潮:中潮 満潮6時55分 干潮14:10分
天候:晴れ
水温:20℃

タックル

ロッド1:ボートロック用スピニングロッド7ft
ロッド2:ボートロック用ベイトリール7ft
リール1:スピニングリール4000番
リール2:ベイトリール300番

まずは岩礁帯でアカハタヒット

起伏の変化が激しい20m前後のポイントから釣りをスタート。このポイントでは3.5inchのクロー系ワームを使用した50gのフリーリグでアカハタを狙った。

潮が速く、底取りが難しいが、なんとか底まで仕掛けを沈めると、早速バイトがありヒット。30cm後半のアカハタをキャッチした。その後も小型ながら、アカハタを2匹キャッチ。

東京湾ボート釣りで50cmオオモンハタ 本格「ハタ」シーズンが到来
アカハタ登場(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

スイミング50cmオオモンハタ浮上

潮の流れが速すぎて、60gのシンカーを使用しても底取り難しくなった。そのため、水深15mへ移動した。このポイントでは40gのジグヘッドに3.5inchのシャッド系ワームをセットしたジグヘッドリグでスイミングを試してみる。

ジグヘッドをキャストし、底まで沈めて、リールを10~20回巻く。また底まで沈めてリールを巻く、の動作を繰り返し、反応を探る。この一連の動作がスイミングパターンの基本だ。

今回はベイトフィッシュが豊富ではなかったため、底付近を探るためにリールを巻くのは10回までにした。

より底から浮き上がりにくくするために、ブレードも外して反応を探ってみる。すると激しいバイトがあり、ヒット。根をかわしながら、慎重にやり取りをすると、50cmぴったりのオオモンハタをキャッチ。その直後にも30cmほどのオオモンハタを追加できた。

東京湾ボート釣りで50cmオオモンハタ 本格「ハタ」シーズンが到来
オオモンハタが連発(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

最後に深場でアカハタ追加

潮の流れが落ち着いてきた。そのため、最近アカハタの反応がいい30m前後の水深を狙ってみる。3.5inchのクロー系ワームをセットした50gのフリーリグで反応を探る。なかなかバイトがないものの、丁寧に探るとアカハタを1匹追加し、納竿とした。

釣果に繋がったポイント

最後に、釣果につながったポイントを整理しておきたい。

水温20℃を超えてハタシーズンが開幕した

ハタゲームでは水温が20℃を越えると、本格的なシーズン開幕とされている。当日は水温が20~21℃あり、ハタの活性が高かったように思える。

根気強くスイミングを試した

オオモンハタ狙いでは、反応がなかなかなくても、リールを巻き、スイミングを根気強くすると釣果につながることが多い。今回も反応がない時間が続いたが、突然オオモンハタがヒットした。

特にベイトフィッシュが豊富ではないときには突然ヒットすることが多い。オオモンハタを狙うときにはぜひ根気強くスイミングを試してみてほしい。

東京湾ボート釣りで50cmオオモンハタ 本格「ハタ」シーズンが到来
使用したジグヘッドリグ(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

底付近をスイミングで狙った

当日はバイトこそ少なかったものの、ベイトがいない状況でもオオモンハタをキャッチできた。特にベイトがいないときには、底付近を丁寧にスイミングしたい。

そのため、オオモンハタ狙いで効果的とされるブレードは今回使用しなかった。その理由は、ブレードを使用すると浮き上がりやすいからだ。底付近を丁寧に探りたいときにはぜひブレードを外して反応を探ってみてほしい。


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<山下洋太/TSURINEWSライター>

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