6月13日(月)、東京都北区、東京都板橋区に位置する浮間公園へ午後からブルーギル釣りへ出掛けた。魚影抜群な同地でブルーギル釣りを楽しんだ釣行をレポートしよう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

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浮間公園

浮間公園は浮間ケ池を中心とした都立公園となっていて、遊具スペース、テニスコート、野球場、ゲートボール、バードサンクチュアリ等の施設や風車があり、老若男女問わずファミリー中心に人気の公園だ。

釣りとしてはヘラブナ釣りをメインにコイや小物釣りができ、リール竿の使用、投げ釣り、ルアー釣りが禁止されている。なのでエサ釣り限定の釣り場となる。また同地は浮間ケ池の在来種保護や環境保全のため、特定外来生物を減らす目的(ブルーギルバイバイプロジェクトなるもの)で公園内3ヵ所にブルーギルボックスが設置されているので、外来魚(ブルーギル・ブラックバス)を釣ったらボックスへ移そう。

※公園は常時開園しており駐車場も35台駐車可能であるが、電車でアクセスが便利で浮間舟渡駅から目の前と非常に楽である。駅前にはコンビニや飲食店もあり、利便性が高く公園内も綺麗に管理されているので安心だ。今年公園敷地内にコメダ珈琲店もオープンしており、様々な用途で利用できる公園である。

都内の公園でブルーギルの数釣り堪能 魚影抜群で2時間強で100匹超え
浮間公園にオープンしたコメダ珈琲(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

タックル

公園ルールに従いタックルは『リールなしの竿』の使用が必須となる。今回は『数釣り用とサイズ狙い』で2タックル用意した。

都内の公園でブルーギルの数釣り堪能 魚影抜群で2時間強で100匹超え
使用した自作仕掛け(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

数釣り

5尺小物竿に自作シモリ仕掛けを使用し、ミチイトは0.3号、ハリはタナゴバリまたはハエスレ1号にミミズカット。

サイズ狙い

10尺テンカラ竿にミャク釣り仕掛けを使用し、ミチイト1号、目印3つにハリはヘラスレ4号にミミズ1尾掛け、またはブルーギル背掛け。タックルのレンタルはないので道具やエサは自身で用意しよう。

現地の状況

午後1時過ぎに現地到着して公園を見渡すと、ヘラ師の他に小物釣り(主にクチボソやブルーギル)をしている方々が20名以上。平日とはいえひそかに人気のある釣り場であることを再認識。

私は1年ぶりに同地へ遊びにきたが、公園東側での釣りが印象に残っているので、公園東側ブルーギルボックス周辺で竿を出すことにした。周囲を見ている限り釣れているので、今回も楽しませてくれそうだ。

開始からハイペース

今回のエサはミミズだが、メインで釣れているブルーギルのサイズ感は4~6cm程度なので釣るためにはミミズカットしてエサ付けが必要。まずは短竿で手返しよく入れ食いを楽しんで、開始15分20尾と爆釣である。昨年とかわらずの爆釣ペースに驚きながらも数を重ねていく。

都内の公園でブルーギルの数釣り堪能 魚影抜群で2時間強で100匹超え
ブルーギルの数釣りが楽しめる(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

良型交えつつもペースかわらず

観察ケースに移してしばし観察しつつも写真撮影を楽しんでからは、心地いい引きを楽しめる10~13cmクラスも時折交えつつ、ペースはかわらずに釣れ続けてくれ、1時間50尾と面白いひとときだ。

都内の公園でブルーギルの数釣り堪能 魚影抜群で2時間強で100匹超え
中型サイズも多く釣れる(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

底なしの魚影で束釣り

次から次へとアタリも止まらず、まさに底なしの魚影である同地に感謝しつつ、数釣りタイムをしっかりと楽しませてもらい、開始2時間20分で束釣り達成となった。もはや今回数釣りは十分なので夕マヅメまでのんびりと過ごすことにした。

都内の公園でブルーギルの数釣り堪能 魚影抜群で2時間強で100匹超え
しっかり束釣り達成(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

夕マヅメの釣り

時計を見ると時間は午後16時30分となり夕マヅメチャンスタイム突入だ。そして5尺竿をしまい今度は10尺テンカラ竿でブラックバス狙いに挑戦することにした。

マヅメ時間となるがミミズ1尾掛けで粘っていると良型のブルーギルが釣れた。そしてそのまま粘るも1尾掛けミミズをつつく反応ばかりでなかなか釣れる気がしない。そして15cm前後のブラックバスが釣れたが、ミニギル以外であとが続かない。

ミニギルエサにブラックバス

そしてミニギルエサにしばらくミャク釣りで粘っていた17時2分、急に押さえ込むアタリがでた。アワせると竿は満月、間違いなく今日イチサイズな感触だ。

都内の公園でブルーギルの数釣り堪能 魚影抜群で2時間強で100匹超え
ブラックバスが掛かりテンカラ竿が気持ちよく曲がる(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

テンカラ竿が気持ちよく曲がり楽しい時間。数十秒引きを楽しませてもらい寄せると、尺バスであった。今日イチで面白い釣りだと思えた場面で写真を撮り満足感に浸りながら竿を畳む。

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目標のブラックバスを釣り上げた筆者(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

同地は公園としても人気が高い

結果的に数もサイズも楽しめた今回の釣行にも満足でき、結局半日同じポイントで居座ってしまった。気軽に竿を出せて簡単に釣れてくれる同地の釣りは人気が高いのも頷ける。公園としても風光明媚な風車を見ながら散歩ができ、スポーツを楽しむ若者や子供の遊び場もあり、ゆっくりできる空間となっている。それだけに遊びに来る人も多種多様である。

浮間公園の釣りが楽しめた要因

最後に、今回浮間公園の釣りが楽しめた要因を紹介する。

1、ミミズカットが間違いなし

ミミズをカットしてエサを小さくすることでミニギルも釣りやすくなる。当日は毎回エサ交換の際にカットを実行した。

都内の公園でブルーギルの数釣り堪能 魚影抜群で2時間強で100匹超え
ミミズは小さくカット(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

2、数釣りすることで確率的に良型が交じりやすくなる

良型を釣るためにはできるだけ多くのブルーギルに出会うことが大事なので、数釣りすることが良型への近道である。

3、ブラックバスを夕マヅメに狙った

ブルーギルだけでなくブラックバスも釣れるので高活性な夕マヅメに狙った。ミニギルをエサに大物が釣れた話もあることから私も今回あえて狙ってみたが、やはりマヅメに良型はつきものである。

都内の公園でブルーギルの数釣り堪能 魚影抜群で2時間強で100匹超え
ブラックバスも狙った(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

ブルーギルの魅力

ブルーギルといえば外来種で生命力も強いサカナで、たいていの野釣り的淡水釣り場に釣行すれば高確率で出会うことができてしまう。だが、見た目も綺麗で写真も映えるサカナで、大きくなると迫力が増して色もはっきりして外見もカッコよく、釣り味的にも大変面白い。私的には同地でのブルーギル釣りを末永く楽しんでいきたいと思う。


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<なおぱぱ/TSURINEWSライター>

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