9月5日(月)、山梨県都留市から富士吉田市を流れる桂川へと今季2回目の桂川渓流釣行。今回も前回同様に渓流釣り仲間の長谷川さんと、良型の渓流魚を求めて釣りを楽しんだ釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
桂川都留漁協管轄区域
都留漁協では管轄区域が『都留市~富士吉田市の本支流』となっており、例年3月~9月まで月1回第1日曜日に広範囲に渡り定期放流があり、漁協HPで公表されているとおり1度の放流でも約9000~13000尾と凄まじい数である。9月4日(日)の放流は定期放流11000尾とのことで、期待を込めての釣りとなった。
タックル
7.5~8.0mズーム仕様の本流竿に、ミチイト0.8号を竿いっぱいに結び、通し仕掛けでサクラマススペシャル8号バリを結ぶ。目印は3つ付けて、オモリのガン玉はB・2Bを流れの強弱や状況に合わせて加えて使用した。エサにはミミズを用意して、状況によりクロカワムシを取る予定。
朝イチで早々に釣果を得る
現地到着は明るくなり始めた5時、仲間と現地合流して日釣り券を購入だ。仲間と何処に入るか思案しつつ、とりあえず無難な区間へと車を移動して準備開始。ポイントを外した時のことを考えつつも第1区間に入渓して釣り上がっていくと、2人ともすぐにレギュラーサイズのニジマスが掛かり釣果を得た。

仲間にヤマメ私にイワナ
そして釣り場を分担しつつ遡行していくと、レギュラーサイズのニジマスを交えつつ、仲間に20cmのヤマメが掛かり、私は大場所で粘り25cmのイワナが釣れた。2人とも同じような釣果で4尾ずつだが、幸先としては悪くない。
区間移動を考察する
開始2時間程度経過するが、下流からエサ師が上ってきて上流からルアーマンが釣り下ってきた。我々もアタリがなくなり、移動を考慮して作戦会議する。仲間も前回入渓していないエリアに入らせてみたいこともあり、迷走しつつも上流域の前回入りそびれたエリアに向かうことに。
区間移動でバラけて釣り開始
ここで、仲間が「面白そうな大場所があるのでやる」というので、上流で合流することにして私は区間の先を目指した。
私の上流には釣り下りが2人居たが、ジェスチャーで理解があり大場所を避けて竿を出さずに遡行していき、さらに上流で私は竿を出すことに。

大場所に陣取り大物が掛かる
そして誰もが竿を出すであろう大場所に辿り着く。ここは間違いなく釣れるだろうと仕掛けを流すと、即座にゴンゴンと良型のアタリ。反応して掛けると竿は満月に。数十秒引きを楽しむがなかなか顔を出さない。今度は下流に下っていき私も追従したところで40cmクラスのイワナが姿を現した。空気を吸わせ、イケるとタモを構えたところでハリが外れた。キレイなサカナだっただけにメンタル的にダメージを食らった。
だが次があった
悔しい気持ちを抑えつつ流した3流し目で、再びコンコンと小さいアタリ。アワせると掛かりそれなりの引き味だ。今度はバラせないなと思いつつ慎重にやり取りし、危なげなく御用。30cmのイワナが釣れた。写真を撮影して下流にリリースしてから竿を出すと、さらにアタリがあった。

連続で尺イワナゲット
そのアタリに反応して掛けると竿は満月になり、元気に引きを楽しませてくれる。存分に楽しみ御用したサカナは、またしてもイワナである。
そして仲間に連絡をとってみると、仲間も大場所で良型のニジマスと20cmクラスのヤマメを抜き上げたようだ。

仲間と合流して先へ
私も仲間が上がってくるまでに、レギュラーサイズのイワナとニジマスを数尾追加して待つ。合流して今度は先に進むよう促すが、お互いしばらくアタリなく休憩を考える。私も過去に良型をバラした区間にきたので、その大場所だけ攻めるとガツンと強い引きでヒレピンの尺ニジマスが釣れた。

退渓して休憩することに
そこでアタリはなくなり退渓して休憩タイム。時刻は15時となりどうするか相談する。夕マヅメの実積ポイントに入るかそれとも新規に入るかを悩んだが、新規に入ることを決めた。
新規ポイントで瀬を釣り納竿
入渓すると数名の釣り師が居て、これはやってしまったかと頭を抱えた。だがもはや移動する気もなく、瀬の釣りで遊んで2人ともレギュラーサイズのニジマスを追加して納竿となった。釣果的にもツ抜け達成となり1日遊んで楽しめたので納得して帰路についた。

今回釣行での成功と失敗まとめ3選
最後に、今回釣行での成功と失敗を三つ紹介する。
1、状況によりバラける釣りも大事
今回も遡行を進める中で、バラけて攻める釣りをしたことで2人とも釣果を得ることができた。先行する時はある程度のポイントは避けていき、混雑気味であればバラけて遊んだことがよかったようだ。
2、なんだかんだ大場所が間違いなし
毎回よくあることだが「いいポイントなのにアタリすらない!」と思う大場所もある。今回はじめて攻めたポイントも何か所があったが、やはり釣れる大場所は釣れるし釣れない大場所は釣れないようだ。だが、総合的に考えて大場所は釣れやすいので、トライする価値はあると再認識。
3、新規的釣り場はなるべく外すべき
今回の反省点であるが、夕マヅメに実積ポイントに入れる状況だったにもかかわらず新規的ポイントを選んでしまったこと。興味本位から私がコレを決めて失敗してしまったのだが、今回でいい教訓になった。
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<なおぱぱ/TSURINEWSライター>
▼この釣り場について都留漁協
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