アウトドアと切っても切れない厄介者代表といえば「虫」だろう。蚊やアブなど、様々な釣り場に必ずと言ってもいいほど生息する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福岡崇史)
釣り場にいる招かれざる虫たち
夏本番から秋になり、レジャーに釣りに外へでる機会が増えるシーズン。特に近年ではコロナの影響を避けてアウトドアが空前のブームになっている。アウトドアをする上で必ずと言っていいほど遭遇してしまうのが招かれざる虫だ。そんな虫の種類と筆者が行っている対処法を解説したい。

蚊の仲間
まずは吸血性昆虫の代表格である蚊の仲間である。草むらや河川などどこにでも現れる蚊はメスが吸血することで知られている。コガタアカイエカやヤブカの名称で有名なヒトスジシマカなどが有名である。
ヌカカ
次に釣り人が良く遭遇する吸血性の虫でカと名前が付いているが、実はハエの仲間に分類されるヌカカである。蚊より小型であるが、吸血された痕は赤く腫れあがりその痒みがなかなか収まらないことでも有名である。特に海辺に多いイソヌカカに集団で攻撃されるとその痒みは蚊とは比べ物にならない程である。先日も友人と釣行した際、友人がヌカカに襲われたようで、その後一週間は痒みが引かず、腫れた後が痛々しく残っていた。
アブの仲間
釣り人が多く遭遇する吸血性の虫で、山で遭遇するのはアブの仲間だろう。ヌカカ同様ハエ科の虫でハチを連想させる羽音と刺されたときのチクリと刺される感覚は何とも不快極まりない。
実は先日筆者もエリアフッシングの際に刺されてしまった。直ぐに気づいたため吸血されることは無かったが、あの感触は今でも思い出すと鳥肌物である。
虫除けスプレー
一般的な対策として最も簡単で効果的なものとしては虫除けスプレーである。利点として最も手軽に虫よけ対策ができることで、小さい子供やお年寄りまで数秒で対策ができることが魅力である。最近では小さな子供にも優しいイカリジンを配合したものなど様々な種類の虫よけが販売されている。
欠点
欠点としては暑い時期などは汗で流されやすいという点である。汗で流されるということは当然効果が半減するので、何度かは塗りなおす必要があるのだ。しかし、虫に襲われる恐怖より塗りなおす手間を取ったほうが賢明である。
筆者が実践する対策2選
虫に刺されて痛い目に遭うより、万全の対策をして絶対に刺されないようにするために2重の対策を行っている。(それでも刺されることはある。)
森林香(蚊取り線香)
その一つとして蚊取り線香である。一般的によく見る緑色した蚊取り線香ではなく、山用の強力な赤色の蚊取り線香である「森林香」を用いることが多い。特徴として一般的な蚊取り線香より煙量が格段に多いこと、殺虫成分も強いことが特徴であり、私の夏から秋にかけての釣りに欠かせないアイテムとなっている。しかし、強力故にペットの側などでの使用は注意が必要である。

自作スプレー
次に自作している虫よけスプレーである。ヌカカやアブなどはハッカの香りが苦手であることが知られている。
また市販品の虫よけスプレーより量を作ることができるので、コストパフォーマンスもいいことが特徴である。まだまだ暑い日が続くが一度作ってみてはいかがだろうか。

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<福岡崇史/TSURINEWSライター>
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