10月8日(土)妻と数年振りにドーム船でのワカサギ釣りを楽しんできた。釣果はイマイチだったが清潔な船内での釣りと、帰りに寄った温泉で大満足の一日となった。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

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ドーム船でワカサギ釣り

当初、沼津の我入道でボート釣りを予定していたが、当日の天気が怪しかったので早々にボート釣りは諦め、山中湖にある「ARMOUR(アーマー)」のドーム船でワカサギを狙うことにした。

山中湖のドーム船でワカサギ釣り 日帰り温泉とセットで夫婦釣行満喫
ドーム船でワカサギ釣り(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

ドーム船とは

ドーム船とはビニールハウスや屋形船のようなドーム型の船の中からイトを垂らして釣りをするスタイルで、屋根が付いているので雨を気にする必要がないのが魅力の一つだ。トイレは勿論、ストーブや暖房があり暖かいことに加え、電子レンジやポットなど利用できるケースが多く、老若男女誰でも気軽に釣りができるので人気が高い。

当日の状況とタックル

当日の天気は結局晴れ。ボート釣りを諦めたのが少々悔やまれたが、久し振りのワカサギドーム船に胸が高鳴る。

当日のタックル&エサ

釣行前日、数年前に購入したものの未使用だった電動リールをチェックすると動かい……。今回このリールを使用するのを凄く楽しみにしていたので残念。しかし、昔よく使用した手巻きリールの存在を思い出して物置の中から引っ張り出す。

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タックル(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

手巻きリールは軽くて扱いも至ってシンプル。さらに電気系統の故障もないので心強い味方だ。そんな訳で、今回は手巻きリールと他の電動リールの二刀流で狙うことにした。

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タックル図(作図:TSURINEWSライター藤倉聡)

エサ

エサには紅サシと赤虫を使用した。

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エサの紅サシ(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

沼津から山中湖へ

当日は沼津にある妻の実家を4時に出発。途中、釣具店やコンビニに寄り道した      が、現地には5時半に到着。

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ARMOUR(アーマー)(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

東京の自宅からだと少し遠くに感じてしまう山中湖だが、沼津だと想像以上の近さに筆者も妻も驚いた。「こんなに近いのならまた来よう」と妻と話す。少し早く着いたので車の中で仮眠をとって釣りに備えることにした。

6時半に船内で受付開始

6時半にスリッパに履き替えて船内で受付を済ませる。釣り座は船宿の指定で名前が書かれてある紙が置いてあるので迷うことはない。椅子を借りて出船の7時までの間タックルの準備に取り掛かった。7時に出船。ポイントに着いて筆者は仕掛けにエサの紅サシを付けて2本竿で開始。水深は約11m。

ちなみに妻は電動リールの1本竿で手返しを重視する作戦だ。

魚探の反応を確かめながら、タナは底から50cm~1mに設定した。

1投目からヒット

するとすぐに、手巻きリールの竿にアタリ。リールを巻くと「カタカタ」と言う音に何とも言えない癒しを感じる。本命が1匹ハリ掛かりしていたので仕掛けを持ち上げて写真を撮ろうとすると、ハリから外れてバラシ……。

多点掛け連発

再び手巻きリールにアタリがあり巻き上げると9cmの本命をゲット。

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最初の1匹(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

最初の1匹目を釣り上げて一安心。今度は電動リールの竿にアタリが来たので、追い食いを待ちながらゆっくりリールを巻き始めると4点掛けで釣れてきた。さらに続けてダブルでゲット。この時「今日は爆釣になりそうだ」と思ったが……。

手前マツリに悪戦苦闘

一方妻は数年振りということもあり、仕掛けの扱いに大苦戦。頻繁に起こる手前マツリに彼女は苛立つ。筆者もその都度サポートに入るが、それでも次から次に起こる手前マツリの対応に大忙しだ。そうこうしてしている内に筆者も手前マツリを連発。さらに周りの釣り人が順調に釣り上げているのを見るとかなり焦る。

妻にもワカサギヒット

ようやく、妻もリズムをつかみ当日最初の本命ワカサギをゲット。さらに続けて3点掛けで嬉しそう。

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妻が3点掛け(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

しかし時すでに遅し……。朝のヒットタイムは終了してしまい、お互い手前マツリによる大幅なタイムロスが悔やまれた。

ブドウ虫で追釣り

アタリが少なくなってきたので用意しておいたブドウ虫を仕掛けの一番上のハリに付けて魚を寄せることにしてみた。

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追い釣りを狙ってブドウ虫投入(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

魚探の反応が4mくらいに出てきたので、タナを合わせて仕掛けを投入すると再びアタリが訪れるようになってきた。しかし連掛けが少なくて数が伸びない。   

船内にぼやき声

船内、次第にぼやき声が聞かれるようになってきた。自分達だけが釣れないよりはマシな気がするが、どうにかして釣りたい。再びタナを底付近に戻してエサを赤虫にかえてみたり、電動リールの名人シャクリの機能を使用したが状況はかわらず。再び活性が上がることに期待しながら船内のコーヒーのサービスを頂きながら寛いだ時を過ごす。

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コーヒーを飲みながら(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

指にハリ刺さるトラブル

その後エサを付けようとした際、指にハリが突き刺さってしまいなかなか抜けない。しかも置き竿には明確なアタリがきている。それを見ていた妻が「私が置き竿のリールを巻こう」と言うのでお願いすると彼女はダブルで本命をゲット(釣果の振分けは彼女に)。

筆者はというと、釣りバリを強引に抜いたが相当痛い。小さなハリと言えども釣りバリには気を付けようと思った。その後も魚探に反応はあるものの食い渋りの状況は続き、沖上がり10分前に本命をゲットしたのを最後に納竿とした。

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最後の1匹(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

最終釣果とアフターフィッシング

・筆者:ワカサギ17匹(5~9cm)
・妻:ワカサギ10匹(6~9cm)

紅富士の湯

陸に戻り駐車場の前にある土産店で買い物をした後、お気に入りの日帰り温泉「紅富士の湯」に向かった。

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紅富士の湯(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

天候次第だが、冬場はこちらの露天風呂から雪を被った綺麗な富士山を眺められるので一押しだ。当日は午後から雲が増えて富士山は見ることができなかったが、釣りの後の温泉は最高で妻も気に入った様子だった。

アフターフィッシング

釣った魚は翌日天ぷらにして食べたが絶品!

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ワカサギの天ぷら(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

今回は釣行数日前からの急激な冷え込みによる影響か、食い渋りにより貧果に終わってしまったが、シーズンは始まったばかり。次回は故障中の電動リールを直してリベンジに行きたいと考えている。

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<藤倉聡/TSURINEWSライター>

▼この釣り船について
ARMOUR(アーマー)
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