今回向かったのは京都・亀岡のかめプーフィッシングパーク。短い時間ではあったが、結構楽しめたのでその時のレポートをしようと思う。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター落合浩大)

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カメラと釣り竿携え京都・亀岡へ

2月中旬の早朝。私は京都の亀岡へと車を走らせていた。道中の下道は雪も残っておらず、深い山々を横目に快適なドライブを楽しめた。深い霧に覆われていたこともあり、風景全てが幻想的であった。愛用のカメラで夢中になって撮影。釣りとカメラは私の中ではセットになっている。

プールトラウト短時間釣行で23匹【かめプーフィッシングパーク】30cm前後が中心
プールトラウト短時間釣行で23匹【かめプーフィッシングパーク】30cm前後が中心
亀岡の幻想的な風景(提供:TSURINEWSライター落合浩大)

そして今回亀岡へ行った目的は、初めてのプールトラウトを楽しむため。来月には渓流釣りも解禁を迎える。しばらく魚を釣っていなかったため、プールトラウトで実践感覚を取り戻したい思いもあり、亀岡に向かったのだ。

初の「かめプーフィッシングパーク」釣行

私が現地へ到着したのが午前7時半頃。既に開門を待つアングラーが数人並んでいた。開門15分前には、20人ぐらいの列になっていたことからプールトラウトの人気の高さが伺える。

プールトラウト短時間釣行で23匹【かめプーフィッシングパーク】30cm前後が中心
プールトラウト短時間釣行で23匹【かめプーフィッシングパーク】30cm前後が中心
かめプーフィッシングパーク(提供:TSURINEWSライター落合浩大)

午前8時に開門。2時間券を購入。

ビクやランディングネット、子供用のライフジャッケットなど無料でレンタルができるのは大変ありがたい。ビクとランディングネットを借りて、いざプールへ。

プールトラウト短時間釣行で23匹【かめプーフィッシングパーク】30cm前後が中心
プールトラウト短時間釣行で23匹【かめプーフィッシングパーク】30cm前後が中心
かめプーフィッシングパークのプール(提供:TSURINEWSライター落合浩大)

何だか不思議な気分である。夏はプールとして利用している場所が、冬季の期間は釣り堀へと変わる。普段はなかなか経験できないこのシチュエーションにテンションが上がってしまう自分がいた。

波の出るプールへエントリー

スタッフの方に聞くと、25mプールと扇型の波の出るプールの2エリアがルアーフィッシングエリアとのこと。常連らしきアングラーのほとんどが25mプールへ。私は波の出るプールへエントリー。こちらはまだ私1人だけ。

最終的に私含め7人のアングラーがいたのだが、25mプールの方が人気があるみたいだ。でかい魚が入っているのか、ストック量が多いのか、色んな種類がいるのか?結局スタッフの方に聞くのを忘れてしまったので、その違いが分からなかった。

プールトラウト短時間釣行で23匹【かめプーフィッシングパーク】30cm前後が中心
プールトラウト短時間釣行で23匹【かめプーフィッシングパーク】30cm前後が中心
かめプーフィッシングパークのニジマス(提供:TSURINEWSライター落合浩大)

さて、私がエントリーした波の出るプールは手前が浅く、奥へかけて徐々に深くなっていた。水も結構綺麗な色である。

プールの奥の方には、何やら装置が設置してある。水の循環機だろうか?そこから流れが出ている。魚が着くならあの流れの中かその周辺だろう。

早々にスプーンで連発

記念すべき一投目。⒈8gのスプーンをセット。奥の流れ込み付近へキャスト。アタるが乗らない。2投目。ボトムをとりゆっくりと巻いてくる。直ぐにヒット。サイズも良く30cm前後のニジマスだ。

その後も同じルアー、パターンで連発ヒット。2時間券の持ち帰り制限は5匹。

開始早々、持ち帰り分は釣れたため、残り時間は色んなルアーで遊んでみる。

クランクでも連続ヒット

やはり時間がたつにつれて、徐々に反応が悪くなってくる。そこでクランクベイトで底付近をスローリトリーブで誘い、連発モード。反応が鈍くなってきたら、スプーン各色をローテしながら釣っていく感じだ。

アクションは基本ボトムまで落として、ボトムをスローのずる引きや、細かいピッチでのリフト&フォールで誘うのをメインに組み立てた。ヒットポイントも、流れが出ているその周りが良かった。

プールトラウト短時間釣行で23匹【かめプーフィッシングパーク】30cm前後が中心
プールトラウト短時間釣行で23匹【かめプーフィッシングパーク】30cm前後が中心
かめプーフィッシングパークで釣れたニジマス(提供:TSURINEWSライター落合浩大)

少し流れが弱くなっている場所でアタリが連発。ボトムや、フォールでのヒットがほとんど。しかし、ミノーではチェイスすら無かった。再度スプーンに変えると魚が反応してくれる。派手なカラーには好反応であった。

最終釣果

最終的に2時間で23匹の釣果。サイズも25から30cmぐらいとなかなか良いサイズが多かった。最後の30分は魚がスレてきて釣果が伸びなかったが、それでも十分に楽しめた。

帰り側に、スタッフの方が持ち帰り分の魚をビクから出して水洗いしてくれる。その時にスタッフの方と少し談笑。

※場内で魚の血抜きや捌く行為は禁止。

スタッフ曰く、日によっては坊主のアングラーもいるとのことで、今回条件的にも釣果的にも良い日だったのかもしれない。

プールトラウトの感想

初めてのプールトラウトは想像以上に面白かった思う反面、釣れない時間帯の攻略法など、結構難しいと思う側面があったりと、意外と奥が深いなと思ったのが正直な感想である。まあ、手軽に釣りができるのが最大の魅力ではあるのだが。

後は、夏場はプール営業をやっている場所で冬場に釣りをする。不思議な感覚になるのも確か。短い時間でも気軽に利用できる釣りが可能なことから、更にこれから人気が出るかも知れないと思っている。肝心の魚も元気な個体が多く、サイズ的にも面白く、ストック量も多かったので満足できた釣行であった。

個人的には、今回私が入場した2時間券や、半日券が良いなと思っている。1日券で入る時間があれば、シーズン中なら渓流へ行ってしまいたくなる。渓流オフシーズンであれば、長い時間でものんびりと過ごし、ゆっくりと釣りができると思う。

今回のプールトラウトは想像以上に面白い釣りができたことから、是非一度、興味ある人は足を運んで貰えればと思っている。

いよいよ渓流解禁

さあ、いよいよ待ちに待った渓流フィッシングの解禁だ。トラウトフィッシングニ年目を迎える今季。去年より経験、知識はついているから、今シーズンこそ尺オーバーのイワナ、ヤマメ、アマゴを獲りたいと今から解禁までソワソワしている。

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<落合浩大/TSURINEWSライター>

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かめプーフィッシングパーク
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