4月25日(火)、東京都清瀬市を流れる柳瀬川へと釣行。筆者的には同河川コイ釣りお初チャレンジだが結果的に4尾の好釣果を得ることが出来た釣行をレポートしよう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

ノベザオでのパンコイ釣りで60~70cm本命4尾【東京・柳瀬...の画像はこちら >>

柳瀬川でパンコイ釣り

同河川は「山口貯水池(狭山湖)」を源として埼玉県所沢市から東京都東村山市、東京都清瀬市を流れ新河岸川へと合流する河川である。淡水小物釣りで人気が高く、様々な淡水魚が釣れることで知られている。

ノベザオでのパンコイ釣りで60~70cm本命4尾【東京・柳瀬川】寄せてから釣るが正解
ノベザオでのパンコイ釣りで60~70cm本命4尾【東京・柳瀬川】寄せてから釣るが正解
柳瀬川でパンコイ(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

新河岸川と合流するので海からの遡上魚や大型のコイも狙えるようだ。今回釣行したエリアで釣りを楽しむのははじめてであり、現調含めて時間があったのでトライした。

タックル

筆者タックルはやはり「ノベザオ使用」が楽しくて、今回もやすらぎ3.6m(グラス製ノベザオ)にミチイト8号(カーボナイロン)を竿いっぱいに結んで、大型玉ウキを使い、ゴム管固定のうえ、ミチイト直結の鯉バリ16号で、エサはパンのみ用意。コイ釣り万全の体制で挑む。

ノベザオでのパンコイ釣りで60~70cm本命4尾【東京・柳瀬川】寄せてから釣るが正解
ノベザオでのパンコイ釣りで60~70cm本命4尾【東京・柳瀬川】寄せてから釣るが正解
ウキ釣りタックル(作図:TSURINEWSライターなおぱぱ)

想定外のスレ具合

現場到着は午前8時30分。気軽に長く楽しみたいので気持ちのんびりめだ。ポイント探し1は5分程度で、アツそうな釣りができそうな場所を見つけて確保した。

ノベザオでのパンコイ釣りで60~70cm本命4尾【東京・柳瀬川】寄せてから釣るが正解
ノベザオでのパンコイ釣りで60~70cm本命4尾【東京・柳瀬川】寄せてから釣るが正解
柳瀬川のコイ釣りポイント(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

コイも目視で確認でき、それなりの個体数がいることからボウズで終わることはまずないだろう。コレなら開始1投目からアタリがあり簡単に釣れるだろうとたかをくくっていたが、まさかのパンぷか流しにスルーである。むしろ釣師を警戒している様子で、想定外の幕開けである。

寄せてから70cm級を狙い撃ち

下流に向けてパンを小さくちぎり、寄せに専念することにした。2枚分を惜しげもなく15分程度静かに撒いていき、しばらくすると下流からコイが近寄ってくる波紋が発生した。

上流からも、巡回組であろう群れがこちらに向けて泳いできたところで期待度アップ。下流から来るコイよりも先に上流巡回組のコイが底に集まっているパンを3尾がバクバク食べまくる。

私は静かにじっとテンションをあげながら、底さらいするコイの行動に全集中だ。そして見事に口に入れ、ウキが豪快に沈み、すかさずアワセると同時にコイが暴走した。素晴らしい初速で竿が豪快に曲がる。

だが私も最近数々のコイを仕留めてきているタックルなので自信を持ち応戦。なんなく黄金カラーの良型を御用だ。キレイなコイと写真撮影も決まり、サイズも70cmとニコニコな気分でリリースした。

ノベザオでのパンコイ釣りで60~70cm本命4尾【東京・柳瀬川】寄せてから釣るが正解
ノベザオでのパンコイ釣りで60~70cm本命4尾【東京・柳瀬川】寄せてから釣るが正解
ウキ釣りでコイ70cmヒット(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

だがその後は他所のコイ釣場同様に1尾釣ると警戒モードに入るところは変わりなく、私もそれにはすでに慣れていた。次の釣果をどうするかと考えたが、やることはひとつで寄せに徹すること以外にないのである。

60cm超えコイが連発

上流下流からの巡回組をいかに寄せるかで釣果を得ることができるかが重要だ。とにかく再度エサを撒いては、寄せアタリに反応して掛けていく作戦で、それが正解のようだ。個体数もそれなりに確認はできるので、次のアタリもそれほど時間は掛からなかった。

今度も上流組からきたコイが底さらいをはじめたタイミングで沈めたパンをそろりと上流へ沈めてゆっくりと底に置く。この瞬間がドキドキするが、今回もパクっと加えて1秒遅れでアワセて掛かる。なんとも理想的な釣れ方で引きが強烈に伝わりなんとも面白いのひとこと。

ノベザオでのパンコイ釣りで60~70cm本命4尾【東京・柳瀬川】寄せてから釣るが正解
ノベザオでのパンコイ釣りで60~70cm本命4尾【東京・柳瀬川】寄せてから釣るが正解
柳瀬川で良型コイキャッチ(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

引きを楽しんで御用して写真撮りしてリリースする。少し手慣れてきた感もあるが、再度エサを入れて油断していると、5分後に下流に竿が引きずられる。まさかの短時間で連続で掛かりニコニコで取込み64cm、61cmと良型連発だ。

休憩してから激渋モード

できすぎだな、と思いつつ、3尾釣れたので休憩することにした。釣場を離れてコンビニに向かい、ランチタイム休憩することに。しばらく休んで1時間後、再度釣場へ向かい、様子伺いでパンをしばらく撒いても、サカナっ気ゼロである。

上流を見ると流れ込み付近に群れが溜まっているが、様子を見に行くも完全スルーの様相で激渋な感じ。かれこれ時刻は13時35分となったところで努力が実り、巡回組が来てくれて捕食モードに突入している。だが明らかに私の付けたエサには反応しない。

ノベザオでのパンコイ釣りで60~70cm本命4尾【東京・柳瀬川】寄せてから釣るが正解
ノベザオでのパンコイ釣りで60~70cm本命4尾【東京・柳瀬川】寄せてから釣るが正解
ノベザオでの釣りはネットインするまで油断できない(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

そこで、浮きパンに反応するコイが2尾いるので、浮かせて流すとあんぐり口を開けて食べてくれmHITした。

初速が半端ではなく、私も10数m走らされるも上流に行けずじまいで、さらに加速されてノサレてしまった。「だからノベザオコイ釣りは面白いな」とやられながらも楽しいとテンションUPする。

65cm手中で納竿

今回バラシが効いたようで反応が全然感じられず、風も出始め、サカナも目視できない。だがエサもまだ2枚残っているので夕マズメチャレンジするほかにない。

そして15時25分……岸際に身を隠しつつ、沈黙のウキが突如水中に引き込まれる。アワセると掛かり、コレが本日ラストバトルとなることを覚悟した。決して油断できない引きの強さに圧倒されながらも、ノベザオ川ゴイゲームを心行くまでやりとりを楽しむ。最後までフルパワーなコイに感謝しつつ、岸に寄せて御用となった。

ノベザオでのパンコイ釣りで60~70cm本命4尾【東京・柳瀬川】寄せてから釣るが正解
ノベザオでのパンコイ釣りで60~70cm本命4尾【東京・柳瀬川】寄せてから釣るが正解
柳瀬川で65cm良型コイキャッチ(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

サイズを計測すると65cmで写真撮影して感謝のリリースで納竿だ。また時間を作り楽しみたいと思う。

数釣りできた理由3選

今回柳瀬川で初コイ釣りに挑戦し、数釣りを達成できた理由を考えてみる。

ノベザオでのパンコイ釣りで60~70cm本命4尾【東京・柳瀬川】寄せてから釣るが正解
ノベザオでのパンコイ釣りで60~70cm本命4尾【東京・柳瀬川】寄せてから釣るが正解
 ノベザオコイゲームの様子(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

とにかく寄せに徹する

最近自身河川ゴイ釣行において、開始早々は絶対すぐ釣れると正直甘く見ていたが、今回は思いのほか難しいと感じた。すぐに寄せに徹することで、サカナから来てくれるようにパン撒きを繰り返すと釣れるチャンスが上がり、釣果に貢献できた。

巡回組の底皿いを見逃さない

かなり重要だと感じたのが、巡回モードではなく底さらいモードに変化する状況を見逃さないことである。ゆっくり移動していてもスルーは多々あるが、本気で底さらいしだすとそこら中のエサをばくばくモードで食べ始めるからだ。

厳しい時間帯は岸際に身を潜める

コイから釣師が見える位置で狙っていると高確率でスルーされてしまう。さらに巡回組も少ない時間帯はアタリそのものがなく厳しい。そのことから厳しい時間帯は岸際を通るコイに狙いを絞り、身を潜めてアタリを待つことが大事だ。

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<なおぱぱ/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
柳瀬川
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