どうも皆さんこんにちは!TSURINEWSライターのヨウスケです。早速ですが、大分県佐伯市という地域をご存知でしょうか?佐伯市の磯は何十年も昔から磯釣り師、特にメジナなどの上物釣り師の聖地と呼ばれ、石鯛などの底物師にとっても夢が叶う場所とされてきました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・ヨウスケ)
豊かな海がある大分県佐伯市
大分県佐伯市という地域は、大分県南部に位置します。漁業が盛んな地域であり、市の特産品の一つとしてお寿司があげられる程に海産物が有名です。そんな寿司や海鮮丼を求め、県外は勿論のこと本州などからもわざわざその新鮮な魚介類を堪能すべく訪れる人が後を絶ちません。
佐伯市は高速道路を使った車や、特急、各駅停車といった電車でのアクセスも便利です。さらに宿泊施設も充実しているため、釣って、食べて、泊まってと、釣り旅にも最高の地域だと感じています。記事の最後で佐伯市周辺の観光について少しだけ紹介いたします。

とにかく魚影が濃い
そんな豊かな海を持つ佐伯市は、やはり釣り師にとっても素晴らしい一面を持っています。こちらの写真をご覧ください。

お分かりいただけるでしょうか……?6月に訪れた際、漁港にはメジナが大量に沸いていました。この下には40cmを超えそうな魚影も多数確認。勿論どこにでもこんなにいるわけではありませんが、「メジナの魚影の濃さはさすがだな。」と再認識しました。
釣るなら米水津の磯
さて、佐伯市の海がいかに豊かであるか伝わったのではないかと思います。そんな佐伯市の中でも私が魅了されているのが米水津地域の磯です!
何がそんなに凄いのか、それはシンプルに釣れる魚種の多さ。例えば筆者の大好きなロックショアゲームで初めて米水津の沖磯を訪れた際には、この通り。

6キロを超えるブリをあっさりとキャッチできました。その後、5釣行連続でブリやネリゴを計8匹キャッチすることにも成功。私はヒラスズキゲームが全く得意ではないのですが、そんな私でもヒラスズキがこの通り。

そして、大本命の上物釣り(フカセ釣り)ですが、実は私は上物釣りに入門すらしていないんです。そんな私ですが、秋にメジナの活性が高そうだったのでオキアミを針に付けて落とすだけで、38cmのメジナが釣れてしまいました。

フカセ釣りをしない私にとって余裕の自己新記録となりました。時期や潮のタイミングがあえばこんなにあっさり釣れてしまうのかと驚かされました。さすが上物釣りの聖地と呼ばれるだけありますね。
2023年こそ上物は苦戦が続いているものの、40cm以上のメジナやイサキにアジの数釣りをされている方も少なくありませんでした。
イシダイやコブダイも狙える
さて、上物の次は底物です。特に難しいといわれる底物釣りは、地域によってはイシダイを幻の魚と表現する程です。そんな底物釣りに今年の春から入門した私ですが、釣行2回目にしてこの通り。

50cmには届きませんでしたが、子どもの頃に堤防や磯から眺めるだけの憧れの魚を自分の手でキャッチすることができました。

もう笑いが止まりませんでした。とはいうものの、底物の難しさはいうまでもなく、しっかりボウズも何度かくらっています(笑)ちなみに、大分の名物ともいえる巨大なゲストが毎回かかります。嬉しいようなしんどいような不思議な気持ちに毎回させられてしまいます。

ハタ類も実績あり
これだけでもすごいと思うのですが、魚種の豊富な米水津の海はこんなものではありません、ロックフィッシュを狙えば高級なハタの数釣りできました。

その他にも、夏にはハガツオやヒレナガカンパチ、夜釣りでは高級魚シブダイやハマフエフキ(タマン)までもが狙えてしまいます。これからも様々な魚種を狙わない手はありませんね!
オススメの瀬渡し船
釣りの話をしていると、よく耳にすることがあります。例えば「磯釣りをしてみたいけど、不安。」「ポイントがわからなくて困る。」といった内容です。そんな時、私は瀬渡し船をすすめています。
「え、いきなり瀬渡し船?ハードルが高い。」と思われる方もいるでしょうが、磯を熟知した船長に案内してもらう方が安全に磯釣りを楽しめると私は考えています。そこで、今回紹介した佐伯市米水津地域で初心者の方にもおすすめの瀬渡し船を紹介いたします。
長伸丸
私も頻繁に利用させていただき、沢山夢を叶えさせてもらっている佐伯市米水津から出船している長伸丸さん。初心者にもおすすめの理由、それは渡邉船長の人柄と気遣いにあります。
例えば「釣りたい魚種、乗りたい磯などの希望」を丁寧に1人1人(グループごと)に聞いてくださいます。また、何よりも釣り人の安全を第一に考えてくれるため、初心者であれば足場の比較的良い磯といった希望も親切に案内してくれるでしょう。
その証拠に、釣りデートで長伸丸さんを利用する恋人や夫婦を見かけることもしばしばです。羨ましいですね!勿論、米水津地区には他にも瀬渡し船が多数出船していますので興味がある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
長伸丸HP:https://tyoushin.amebaownd.com/

佐伯市での釣り旅(観光)
佐伯市米水津の磯は、いかがだったでしょうか?魚も夢もたっぷり詰まっていますね。ですが、豊かな海で釣りを最高に楽しんだだけで帰るのは非常にもったいないのが佐伯市です!
やはり釣りをすればお腹が空き、汗を流したくなりませんか?そんな時、私は「塩湯(大分県佐伯市浪太2920-3)」に立ち寄ります。佐伯市近郊の数少ない入浴施設であり、海水を利用するという非常に珍しい湯を楽しめます。
勿論お目当てはそれだけではありません!それはこちら!

いかがでしょう?インターネットでは高コスパ豪華海鮮丼などと呼ばれています。なんとこんなに豪華な海鮮丼が、千円台前半で食べることができるなんて驚きです。
安さと見た目だけではなく、舌の肥えた釣り師も満足できる美味しさとなると、当然お昼時などは行列ができますので、個人的には夕方が空いていておすすめです。
「うまいもん通り」
さて、日帰りでは食べつくせないのが佐伯市。せっかくならば1泊位して、お酒を飲みながら釣り旅を振り返ってみてはいかがでしょうか?例えば「初めてでどこにいけばいいかわからない。」そんな時には、こちらの「うまいもん通り」を目指してみてはいかがでしょうか?

美味しい地酒や海の幸を扱ったお店が沢山並んで店を構えていますので、きっと満足していただけるでしょう。その他にもたくさんの食べる・観る・泊まる・遊ぶといった楽しみがありますので、興味のある方は佐伯市観光ナビなどをチェックしてほしいと思います。
適宜ウィルスへの感染対策にも気を配りながら、皆さんも思い出に残る釣り旅を大分県佐伯市でしてみてはいかがでしょうか?最後まで読んでいただきありがとうございました!
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<ヨウスケ/TSURINEWSライター>
▼この釣り場について大分県佐伯市
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