旧職場の仲間から11月15日にお誘いがあり、久々のジギングに心を躍らせながら愛知県・南知多町の内海新港に向かった。メンバーは主催者の大倉さんに、山﨑さん、矢野さん、岡田さん、佐野さん、足立さん、髙木さんの総勢8人だ。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎)

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当日のタックル

私は右舷トモに入る。今回はベイトタックルとしてCB‐ONEのSSR633FBにシマノグラップラー301HG、スピニングタックルとしてダイワシーゲートBJ67XHS、ダイワファントムJライト3500を用意した。どちらもラインはPE2号、リーダーはナイロン10号だ。ジグは今までの経験で150gを中心に持参した。

1匹目はヒラメ

6時半に11人の釣り人を乗せて出港。45分でポイントに到着。しばらくすると船長から「水深は25m、ベイト反応がすごいよ。60~80g前後のジグなら何でもいいよ」のアナウンス。ここで私は固まってしまった。そんな軽いジグは持ってこなかった。

仕方がないので、持ってきた中で一番軽い100gのジグを使う。まずは扱いやすいベイトタックルで始めた。ジグの着底後、ワンピッチジャークで誘う。しばらくすると船内あっちこっちでヒットコール。

次々ハマチが上がる。隣の大倉さんはワラサをゲット。

伊勢湾オフショアジギング釣行でブリ族乱舞【愛知】電動ジギングでタチウオもヒット
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開始早々ハマチ連発(提供:週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎)

しかし、私にはアタリがない。皆さんから遅れること15分、ようやくドンときた。しかし、青物の引きではない。巻き上げると、茶色の平たい魚影が海面に現れた。私の1匹目はヒラメだ。

ワラサが登場

皆さんは速巻きでヒットさせているようだ。スピニングタックルに持ち替え、斜め後方にアンダースローで投げて高速巻きでやるが、アタリがない。ヒットさせている人のジグを見ると、やはりシルエットが小さい。

そして8時半ごろ、巻き上げ中にフッと止めた時にズドンときた。このダイレクト感がエサ釣りとは違う魅力だ。慎重になったが、ドラグが鳴ってラインが出ていく時のやり取りは興奮する。

タモに収まったのは、丸々としたワラサだった。

伊勢湾オフショアジギング釣行でブリ族乱舞【愛知】電動ジギングでタチウオもヒット
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ワラサとマゴチのダブルヒット(提供:週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎)

タチウオに転戦

これで時合いが終わったのか、その後は船内でもあまり上がらなくなった。そして11時ごろ、船長から「これからタチウオに行きますので移動します。ジグは200gでお願いします」のアナウンス。ここで私は電動ジギングに初挑戦だ。

20分ほどでポイントに到着。「水深は80m。底から10mぐらいまで反応が出ています」で開始。すぐに船内にぎやかになった。私はというと初の電動ジギングなので、操作に戸惑いながら誘い方をひとつひとつ確かめながら焦らずに試していく。30分ほどで指3本ほどのタチウオをゲット。

伊勢湾オフショアジギング釣行でブリ族乱舞【愛知】電動ジギングでタチウオもヒット
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指3本級タチウオをゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎)

最終釣果

その後も今後の釣行に電動ジギングを生かすため、いろいろな方法を試す。そして、午後1時の終了を迎えた。

私の釣果は66cmのワラサが1匹、45cmのヒラメが1匹、指3本のタチウオが6匹。数は少ないが、ジギングの楽しさを十分に味わい新しい釣り方も体験できて、得ることが多い釣行だった。

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参加者全員で記念撮影(提供:週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎)

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<週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年12月8日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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