珍しく日曜日が出勤になり、翌日の月曜日が振替休日。折角の平日のお休みなのでお昼から千早川マス釣り場へ釣行すべく計画を立てた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
代休にエリアトラウト釣行
自宅付近の天候は曇りで時折日が差す程度であり大きな天候変化は無さそうであった。自宅を出発して国道を走って千早赤阪村に差し掛かった途端、雲が厚みを増しているように思えて来た。
事務所で入漁券を購入してルアー池に到着したその瞬間ポツポツと雨が降り出した。タイミング的に最悪である。まさかついた途端に雨とは……。

気持ちが萎えても仕方がないので準備をスタート。今回も3本のロッドを準備した。スプーンとクランク用の999.9マイスター60UL‐K、マイクロスプーン用のβマグナム61UL、プラグ用の百鬼丸61ULの3セットでナイロンライン1つ、エステルライン2つのセッティングとした。
パターンが読めず
お昼からの釣行なので、マスたちが既にスレている可能性も考慮してマイクロスプーンからスタート。しかし、食う手前でUターンするか、食っても針掛かりしない。必殺のイーグルプレーヤー50GJ/slimを投入。まだ新鮮なルアーだったようで、何とか3匹釣れたが、本パターンではないなと感じた。

放流も難しい状況
お昼の放流は上池のみであった。私は放流場所から一番遠い場所に陣取っていたので、最後の方に回ってくるかと期待していたが、一向に放流魚と思われる魚が現れない。放流用のゴールド系スプーンを投げても追って来るがあと一歩食わないという歯がゆい状況だ。
放流用のスプーンに見切りをつけて、セカンドを取るため自塗りしたロデオクラフトのジキル1.1gにチェンジ。以前の釣りで圧倒的な釣果を出してくれたシルバーベースのカラーである。
フルキャスト後にレンジを刻んで攻めてみると3投連続でヒット。待っていたタイミングはこれだ!と思っていると急にアタリが止まる。やはりダメかと思いつつ手前まで巻いて来たタイミングで群れの中のマスに上昇するスプーンの動きに異常に反応する個体が居ることに気づいた。これはひょっとして…。
途中で軌道を変えてヒット量産
一度試して見ようと思い再度フルキャスト。ボトムまで沈めて今度はロッドを立てて早巻きする。10回ほど巻いたらロッドを平行にして軌道を変えてみるとヒット!再びバイトが頻発した。
また平行巻きでヒットしなければロッドを倒したり、方向を変えたりで軌道を変えるパターンで連続ヒット。流石に同じスプーンを使い続けているとスレて来たようでチェンジする。
次に結んだのはベルベットアーツのフォルテ0.9g同じように軌道変化を入れるとカラーチェンジだけで釣れ続く嬉しい状況が続いた。シルバー系からオリーブ系、最後に明滅を強化したカラシを投入して放流のセカンド、サードを終えた時点で30匹と大満足だった。
クランクで怒涛の入れ食い
スプーンで釣れ続いた状況が落ち着き時間を見ると15:45。終了まで残り1時間15分天候も雨が降ったり止んだりである。
昼間に比べて比較的マスが浮き気味である事が判ったのでシャロークランクにチェンジ。カラーも派手めではなく、落ち着いたオリーブ系カラーのファットモカjrSR-SSをセレクト。当初はニョロ系のペピーノSRを通していたが思っている以上に反応が低く3匹程でチェンジをした。
くだんのファットモカに替えてフルキャストして引いて来ると、巻いた軌跡の部分で急にマスが集まり出した。水面もザワツキ出して連続でアタリ出した。マスボールができ始めている。
エステルタックルでキャッチ率アップ
この時使用していたのはナイロンラインで掛ける事が出来れば確実に取り込めるタックルを組んでいたが、ナイロンラインの伸びが仇になりアタリが取りにくい。この状況だと当たりの取りやすいエステルラインの方が有利と考えてプラグ用のエステル仕様のセットに結び替えた。
予想通りナイロンラインに比べて格段にアタリが取りやすくなり、バラシをしてしまう事も有りながら1投1匹が続く。途中で掛からなくなったと思いルアーをよく見ると、釣り過ぎてフックが折れていた。

明らかに釣り過ぎで金属疲労が限界になったのであろう。直ぐに交換するとまた釣れ続いたが、雨のせいもあり人間の視力が限界に達した事もあり納竿とした。
午後から63匹の好釣果
最終のカウンターの表示は63匹。午後からの釣行では出来過ぎの釣果であった。曇天と雨天のおかげでプレッシャーが少なかったことも手伝っての釣果であるが、完全にシーズン到来と言って過言ではないだろう。さぁエリアハイシーズンスタートだ。
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<福岡崇史/TSURINEWSライター>
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