12月18日(月)、12月21日(木)、埼玉県戸田市の荒川温排水へとハクレンを狙って釣行した。その結果、2日間とも見事に釣果を得ることができた冬のハクレン釣りをレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
荒川温排水エリアでハクレン釣り
埼玉県戸田市に位置する彩湖南部に位置する荒川温排水エリアだ。同地は彩湖の南部に位置しており上流にある荒川水循環センターで浄化された水が荒川に流れ込んでいるポイントで水温も高く常時釣人に人気のある釣場である。
水温が高く通年ハクレンも多魚種も狙えるので色んな楽しみ方も可能だが、私は基本的にハクレン狙いで釣行している。同地は海とつながっているので水位に変動があり潮の影響もあるので、釣行の際は潮位表を確認しよう。
タックル
竿はプロマリンブルーベイ3号にリールはダイワクレスト6000番を使い、ミチイトはデュエルカーボナイロン5号にヘラウキを通しサルカン止め、ハリスは同ライン段差2本針仕様でハリはオーナーばり伊勢尼14号、マッシュポテトをピンポン玉サイズに付けて準備完了だ。状況によりいもグルテンを入れて喰いエサ調整する。

※吸込み仕掛けや発砲材を使うと向こうアワセで狙いやすいこともあるが、繊細かつ豪快なアタリを堪能したく今回は久しぶりにヘラウキで実釣を楽しむことにした。
まずは「寄せ」に徹する
8時30分現地到着するとバサーが多めであるがハクレン師は対岸にひとりで下流にヘラ師も多数楽しまれている状況だ。1番人気のポイントが空いているが今回はスルーしてまずはエサを作って準備開始だ。

9時から釣りを開始していきまずはエサうち回数をあげていき寄せに徹する。だが30分経過してもその後も反応はない。すると対岸の方は早々に納竿されたが私はひたすらにエサをうち続けていると1時間経過したころようやくウキに反応がでてきた。

ボラ連発後にハクレン登場
そして強めのアタリに反応すると掛かり走りがなかなかに強く本命とおもしきやりとりも途中で軽くなり顔を出したのは良型のボラであった。計測すると50cmとなかなかであるがその後もボラが時々掛かり午後を迎える始末だ。

掛かるボラたちも35cm以下はなく引きは楽しいがそろそろと思っていたころにお待ちかねの強烈なアタリ!

見事にアワセが決まり本命ハクレン確信のバトルに勝利して78cmと可愛らしいサイズ感であるがなんとか坊主逃れだ。

2日目に87cmハクレン登場
そして2日目の釣りであるが、この日は仲間との釣行である。アタリはたまにあるが掛からずボラすらも釣れない状況だ。そして午後を迎えた時点で1番人気の場所へ移動する。そしてハクレン師も増えていき5名となるもののキビシイ状況だ。

エサうちマッシュポテト2袋目と1ターン中にサカナの寄りが明らかに変化があり、その数秒後に豪快なツンアタリにアワセが決まると釣場の沈黙を破る豪快な引きを堪能して87cmのハクレンを手中におさめた!とにかく喜びを隠せない程の1尾となった。

82cm本命を追加
その後はエサうち2袋目3ターンまでアタリはでないものの4ターンに差し掛かった頃、いつになく我々の周囲水面は激熱状態に変化。ここぞとばかりに本命アタリを拾って豪快な引きを堪能しつつ82cm確保。またも写真撮影タイムに雑談に堪能したところで勝利の納竿とした。

冬のハクレン釣りであるが温排水ポイントで釣りしていることもあり水温は高くサカナは常に狙える。だがなかなか厳しい釣況となってしまい、今回2日間とも午後が良くなり特に2日目は納竿した後はサカナの気配が段違いであった。今後再度冬の間に様子を伺いにいきどのような経過になるか試してみようと思う。
リールヘラ仕掛けで本命を釣るための努力3選
今回本命のハクレンを狙うために気を付けたポイントを3つ紹介しよう。

寄せに徹する手返しを頑張る
とにかく魚を寄せて釣る釣りである以上は、手返し良くエサを打ちひたすらに寄せる努力をした。私的に大物を狙っているため、タックル重量感があるがそこは筋トレがわりと戒め寄せに集中だ。特に2日目は2人で寄せたこともありその効果は明らかであった。
本命寄りを確認しエサ持ちをあげた
本命が寄ったのを確認してからグルテンを使いエサ持ちをあげエサがタナに残るようにした。マッシュ単品だと天候状況によるが、タナに届く前にエサが落ちやすいこともあるためだ。
アタリに反応するために竿を構える
リールヘラ釣りなのでどうしてもハクレンアタリにアワセが遅れがちである。少しでも遅れを減らすためにサカナが寄っている状態で仕掛けを入れている時は竿を構えて集中した。その結果本命を得ることができた。
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<なおぱぱ/TSURINEWSライター>
▼この釣り場について荒川温排水