愛知県内では超有名な豊浜釣り桟橋。イワシや小アジが大爆釣したときはたくさんの人が訪れていたが、最近は目立った釣果が出ていない。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)
豊浜釣り桟橋でサビキアジ調査
釣行前日にアミエビコマセとシロメを購入し、午後10時に自宅を出発、現地には6日の午前0時30分ごろに到着した。気温は15度でさほど寒くない。
近くの釣り人に話を聞くと、アジが釣れたという情報が流れて一気に釣り人が増えたが、大爆釣している状況ではないらしい。私は毎度ここで大爆釣を経験しているのでちょっと意外だった。
釣りの準備を始め、午前2時ごろから妻と1本ずつサオを出した。だがまだ釣れないだろう。
朝マズメには桟橋ほぼ満員状態
午前4時半くらいに空が白くなっていき、5時にはすっかり明るくなった。そろそろだとエサを付けてアタリを待つが反応はない。

桟橋はほぼ満員状態だ。師崎の日の出時間は5時33分。いつも日の出前から釣れ始めて日の出にはよく釣れるが、まだこない。

待望のマアジゲット
午前6時ごろ、やっと周囲の釣り人にマアジが掛かったが続かない。6時半ごろ、私のサオにも小気味いいアタリがあり、久しぶりに豊浜釣り桟橋でマアジの顔を見ることができた。
この時期としてはいい型だが数が出ない。時合いというには物足りない。全体で数匹といった感じだった。

回遊確認できたが時期尚早だった
午前7時くらいには常連がサオを片付け始めた。私たちは8時まで続けたが、状況は変わらないと判断して納竿した。
状況をまとめると、釣果は不安定で時期尚早といった感がある。アジはいて単発でアタリはあるが数は厳しい。もう少し釣れる時期を待った方がいいかもしれない。釣り人より魚の方が少なく、この日来ていた釣り人は100人を超えていた。マアジが釣れたという確認ができたという点でよしとしたい。
中には投げサビキ仕掛けを遠投している人もいたが、豊浜漁港では投げ釣りは禁止されている。
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<週刊つりニュース中部版APC・石川友久/TSURINEWS編>
▼この釣り場について豊浜海釣り公園
この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年4月19日号に掲載された記事を再編集したものになります。