7月25日(木)、東京都江戸川区にある新左近川親水公園へハゼ釣りに出かけた。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

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親水公園でハゼ釣り

7時すぎ、実績ポイントの新左近橋(かもめ橋)に到着。晴天で風が肌に心地いい。

連日の猛暑の影響だろうか、橋の西側にテナガエビ狙いの人が1人いるほかは釣りの姿がない。少し不安になるが、日陰になっている橋下の南岸に釣り座を決め、準備に取りかかる。

新左近川親水公園でのハゼ釣りでマハゼ90尾と快釣【東京】唐揚げとビールに舌鼓
新左近川親水公園でのハゼ釣りでマハゼ90尾と快釣【東京】唐揚げとビールに舌鼓
新左近橋下から東側を望む(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

タックルは1.8mのノベ竿にミチイト1号を竿いっぱいに結び、ハリス0.6号10cm、ハリはソデ3号を結んだシモリ仕掛け。軸付きセル玉8mmをゴム管止めした下に中通しセル玉5mmを2個付け、0.2mm厚の板オモリを巻いて、すべてのウキがゆっくりと沈むように浮力を調整。水面下5~10cmの位置にウキくるようウキ下を調整。エサは生食用のホタテの貝柱を2~3mmぐらいにちぎり、チョン掛けにしてハリ先を出す。

沖へ竿いっぱいに振り込み、アタリを待つ。時々誘いをかけるがアタリは遠い。ふとヘチに目を向けると、石の周りにたくさんのハゼがへばりついているのが見えるではないか。

ヘチ狙いにして好転

さっそく、ヘチ狙いに変更し、水深50~70cmで石の陰にエサを投入。するとウキがナジんだ直後にユラユラとしたアタリ。軽く竿を立ててアワせると、ブルブルときてハリ掛かり。すぐに強く引き込み沖に潜ろうとする魚を竿で止めて寄せると、アメ色の魚が浮上。

静かに抜き上げると、当日最大の13cmのマハゼ。1投目から良型が食ってくるとは驚き。大きな口を真一文字に結んで、どんぐり眼をしたひょうきんな容姿は何とも愛らしい。これで不安は解消。

新左近川親水公園でのハゼ釣りでマハゼ90尾と快釣【東京】唐揚げとビールに舌鼓
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橋の下を探った(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

続けて石周りを探ると10cm級が4尾まで入れ食い。その後も足元の石の周りを広範囲に探り、ぽつぽつと釣る。たまに15cm級のウロハゼが掛かり強烈な引きを楽しむ。

やがて潮が満ちてくるとアタリが遠くなるが、下げ潮になり流れが出てくると食いが上昇。一時は入れ食いもあり、コンスタントに釣れ続いた。ウキが横走りしたり水中深く沈むなど、アタリが取りやすい。アワセが遅れると、竿先を引き込まれることも。あとから桟橋の近くに入った人はハゼの着き場に当たったようで、1投目から入れ食いを楽しんでいる様子だった。

マハゼ90尾キャッチ

10時すぎまでの釣りで釣果は7~13cmマハゼが90尾と好釣り。エアーポンプ付きのクーラーに入れて生かしたまま持ち帰り、ビールのおつまみに唐揚げにしたところ美味だった。

新左近川親水公園でのハゼ釣りでマハゼ90尾と快釣【東京】唐揚げとビールに舌鼓
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短時間でよく釣れた(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

魚影は濃く、これから秋のシーズンになると数・型ともさらに期待できるだろう。半日釣りでも束釣りが可能だ。

現在、デイキャンプ場を中心とした公園リニューアル工事が行われており、特に南岸の遊歩道は立ち入り禁止区域がある。現地の案内に従うこと。対岸(北岸)の遊歩道から釣ることは可能のため、探り歩く場合はこちらから狙うといい。

<週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年8月23日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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