ヤリイカが好調との情報を受け、島根県大田市の五十猛漁港へ早朝エギング釣行。仕事前の短時間ながら、狙いのレンジを素早く見極めて30尾の釣果を達成!漁港内は静かながらも、ティップが揺れるたびにアタリが続き、春のイカ釣りシーズンを満喫できた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・川原直毅)
ヤリイカエギング釣行
4月上旬、釣友の松森稜さんがヤリイカ絶好調の島根県大田市の五十猛(いそたけ)漁港へエギング釣行した。松森さんは仕事前の午前3時に現地に到着し、早速、仕掛けを用意。当日の潮回りは中潮、干潮が午前5時46分、満潮が11時20分だった。

ヤリイカエギングタックル
仕掛けはロッド=セフィアXR、リール=ルビアス2500S、ライン=アップグレードX8ペンタグラム0.6号、リーダー=UP‐GリーダーV12 2号。

いつものようにスッテ(エサ巻きエギ)に自家製の鳥胸肉の塩漬けを巻き、ヤリイカのアタリを待った。
しかし、漁港内の先行者のウキはほとんど動いておらず、なんだか釣れないのではないかという嫌な雰囲気……。
入れ食いヤリイカエギング満喫
そこで松森さんはいつもヤリイカが食っているレンジを替えてみた。すると、エギングロッドのティップが小さくおじぎするような小さなアタリを拾う。釣れたヤリイカは雄だった。
いつもヒットするレンジではなく、素早くレンジを替えたことが正解だったようだ。それ以降は毎投釣れるがほとんどの釣果が雄だった。
ナギの二日目で釣果が心配になったが、仕事前の2時間弱の間、久しぶりに入れ食いのヤリイカエギングが楽しめた。
当日は雄が主体だが、この調子であればまだまだヤリイカシーズンは続きそうだ。

<週刊つりニュース西部版APC・川原直毅/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース西部版』2025年4月25日号に掲載された記事を再編集したものになります。