山口県南部の地磯へメバリング釣行に出かけた。早々に25cm級のメバルをキャッチするも後が続かず。

足元から藻がビッシリと生えたポイントに移動して、フロートリグで本命メバルを引きずり出した模様をレポート。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)

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山口県南へメバリング釣行

風の無い穏やかな予報の土曜の夜。釣友と久しぶりに少し遠出でもしようかという話になり山口県南部へと向かった。狙いはメバルのみに絞りタックルもそれ用にセレクト。

当日のタックル

・プラグ用タックル
TULALA Groovy70S
リール ダイワLT2500番+PE0.4号
・フロートリグ用タックル
YAMAGABLANKS BLUECURRENTⅢ 82
リール ダイワLT2500番+PE0.5号

どちらも磯での大型メバルや外道のシーバスやクロダイを想定した太めのラインセッティングとなっている。

一尾目のメバルを手中

満潮から少し経った22:00頃に地磯のポイントに到着し釣りを開始した。風は無いが、前日までの風や雨の影響か若干白濁りが入っている。

とりあえず最初はプラグでテンポ良く攻めてみるが特に反応は無し。ごくたま~にライズのようなものが見られるのでフロートリグに変更し投げ直してみるとヒット。

「藻のキワをフロートで攻略!」地磯メバリングで25cm筆頭にメバル3尾と対面【山口】
「藻のキワをフロートで攻略!」地磯メバリングで25cm筆頭にメバル3尾と対面【山口】
25cmのメバルをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)

思っていたよりも型が良く25cm程度。これは今日は期待できそうか?と思ったが甘かった。そこからは無の時間が続く。

地磯の端まで歩きながらメバルを探すが、子メバルのついばむようなアタリさえもらえず干潮潮止まりが近づいてきた。

場所移動で追加をゲット

釣友としばし話し合い、場所を変えて干潮からの上げをやることに。西へ舵を切り次のポイントに向かった。ド干潮ピッタリに次のポイントに着いたので少し休憩をはさんで深夜3:00に釣りを再開。

ここでも若干の白濁り+潮位が低い為、岸際のいたるところで海藻が海面からコンニチハしている。これはなかなかハードな釣りになりそうだ。

足元は海面から出た海藻がビッシリなので、海藻の少し沖に投げて手前で止めたり揺すったりしながらメバルからの魚信を待つ。

さすがにこれだけ生い茂っているとプラグは投げようがないのでフロートリグで攻め込む。藻の切れ目を通していると引ったくるアタリ。手前の海藻に潜られながらも太糸を信じてゴリ巻いてなんとかゲット。

そこまでの良型ではないが、渋い中で海藻から引きずり出したので満足感ある一尾。

「藻のキワをフロートで攻略!」地磯メバリングで25cm筆頭にメバル3尾と対面【山口】
「藻のキワをフロートで攻略!」地磯メバリングで25cm筆頭にメバル3尾と対面【山口】
2尾目をキャッチ(提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)

3尾目のメバル追加で納竿

その後も同じように足元に生い茂る海藻の少し向こう側に投げて、海藻の手前でルアーを見せて小粒ながら3尾目を追加し納竿した。

「藻のキワをフロートで攻略!」地磯メバリングで25cm筆頭にメバル3尾と対面【山口】
「藻のキワをフロートで攻略!」地磯メバリングで25cm筆頭にメバル3尾と対面【山口】
3尾目のメバルを手中(提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)

ほぼ初場所の地磯、かつ白濁りで海中の情報はほぼ得られていない状況であったが、水面から出る海藻の生え方を見て海中を予測して釣果につなげることが出来た。

濁りの中、おそらくメバル達は海藻の中でじっとしていたのであろう。

海藻の中にはエビやカニといった食べ物がいるはずなのでわざわざ危険を冒して海藻ジャングルから出る理由はない。なので、海藻になるべくルアーを近づけメバルの顔の前でゆらゆらとワームを漂わせる……と頭の中ではイメージしていた。

実際にそう上手くはいっていなかったであろうが、渋い中で釣果を出せたので以降のこの場所の釣りでこの経験が活きるだろう。

<檜垣修平/TSURINEWSライター>

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