手軽に遊べるエリアトラウトでのフライフィッシング。今回は釣果を伸ばすために私がどのようにフライをローテーションしているかを紹介します!
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター加藤知哉)
朝イチはマラブーでリトリーブ
朝イチは魚が沈んでいる事が多く、魚の活性も高いため、リアクションバイトが期待できるマラブーのリトリーブが有効です。私は基本オリーブとブラックを使用しています。

9時以降はマーカーを使ったルースニング
太陽が高くなると、虫を意識するのか急に虫系フライに好反応を示します。ここではじっくり魚にアピールできるマーカーを使ったルースニングがおすすめ!
使用フライはマラブー、甲虫フライ、ニンフ、ミッジ、エッグフライ。シルエットは大きいもの→小さいもの。カラーはナチュラル→派手なものの順に使用しています。経験上、フライフィッシングは9時からがチャンスタイムです!
ライズがあればドライフライ
ポンドを観察しライズがあり、魚が表層に浮いていればドライフライで探り回るのも面白いです!使用フライはエルクヘアカディス、パラシュート。

流れ込み(インレット)、流れ出し(アウトレット)や「表層に魚が集まっている所」を狙うのが効果的です。ガバッと魚が飛び出すのを見れるドライフライは本当に楽しいですよ!
夕方は一日を通して反応の良かったものを使用
15時以降は1日を通しての総復習時間!様々なフライを使ってきてどんなパターンが有効だったかもう頭の中に入っているはずです。その情報を整理し、3~5種類に絞りローテーションします。
・シルエットは?
・カラーは?
・リトリーブorルースニングorドライ?
・レンジは?
・ティペットの太さは?
こまめなローテーションを
エリアトラウトでのフライフィッシングはフライローテーションによって結果が出るのがとても早いです。

何回もフライチェンジするのは手間ではありますが、「3投行い反応がなかったらチェンジ」とこまめにローテーションするのが有効です。その日のパターンを早く見つけることが釣果を伸ばす最大の近道だといえます!
<加藤知哉/TSURINEWSライター>