8月上旬、高本さんと北九州市小倉北区の日明海峡釣り公園へチヌ釣りに出掛けた。夜明け前から竿を出すと開始早々に47cmの良型が登場し、その後も40cm超えが連発。

2人で計5尾すべてが40cmオーバーという充実の釣果となり、夏のチヌ釣りを満喫した。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・久松悟)

日明海峡釣り公園のウキフカセ釣りで40cm超え5尾を手中【福...の画像はこちら >>

日明海峡釣り公園でチヌ釣り

午前4時30分に釣具のポイント小倉赤坂海岸店に集合し、まきエサを作る。私はプレミアムレッドチヌとカラーチヌをオキアミと一緒に混ぜた。

日明海峡釣り公園のウキフカセ釣りで40cm超え5尾を手中【福岡】潮流攻略で良型連発
日明海峡釣り公園のウキフカセ釣りで40cm超え5尾を手中【福岡】潮流攻略で良型連発
当日の仕掛け(提供:週刊つりニュース西部版APC・久松悟)

まだ薄暗い5時に釣り場に到着し、6時前から釣りを開始。すると開始30分ほどで高本さんに本命のアタリ!上がってきたチヌは47cmほどの良型だった。

その30分ほど後に私にもイトをバチバチ引っ張っていく強いアタリ。すかさずアワセを入れるとズシっと重量感があった。本命だ。慎重にやり取りし、45cmほどのチヌを釣り上げた。

40cm超えが次々と

私たちが釣っていた場所は潮が防波堤に当たり、渦を巻くように流れるので魚が溜まりやすい場所だ。その分、当て潮になることも多く、私と高本さんの仕掛けは全遊動沈め釣りのため魚のアタリを取るには少しずつミチイトを巻き取りながら張らず緩めずを保っていく必要がある。難しい釣りなので釣れた時は一段とうれしい。

しばらくして前アタリがあった後、サオ先を引っ張っていくアタリがでた。これも本命のチヌで42cmほどだった。

しばらくは25~30cmほどのマダイが何尾か釣れてチヌがアタらなくなったが、潮が本命の左方面に流れだした瞬間に高本さんのサオが曲がった。やり取りを楽しみ、45cmほどの良型チヌを釣り上げた。

日明海峡釣り公園のウキフカセ釣りで40cm超え5尾を手中【福岡】潮流攻略で良型連発
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高木さん良型チヌ手中(提供:週刊つりニュース西部版APC・久松悟)

夏のチヌ釣りを堪能

私もここがチャンスと遠投に切り替え、少し沖を流す。するとすぐにミチイトが走った。上がってきたのは45cmほどのチヌ。思った通りのアタリだったのでとてもうれしい1尾となった。

続けてすぐに遠投するとアタリ!すかさずアワセを入れるとラインが出されてものすごい重量感。これはデカい!と思ったのだが、残念ながらチモト切れ。ここで時間は10時30分となり、暑くなってきたため納竿とした。この日は2人で5尾釣り、すべて40cmオーバー。夏のチヌ釣りを堪能できた。

今は夏休みということもありファミリーで釣りを楽しむ人たちを多く見かけた。聞けばアジが釣れてるとのこと。

小さな子どももいるので仕掛けを投げる際は周りの状況をよく見て、人がいないのを確認してから釣りを楽しんでほしい。

日明海峡釣り公園のウキフカセ釣りで40cm超え5尾を手中【福岡】潮流攻略で良型連発
日明海峡釣り公園のウキフカセ釣りで40cm超え5尾を手中【福岡】潮流攻略で良型連発
釣果を披露する筆者(提供:週刊つりニュース西部版APC・久松悟)

夏の釣行に欠かせない日差し対策

真夏の釣行では魚とのやり取りだけでなく、強い日差しへの備えも大切。帽子や偏光グラスに加えて、日焼け止めを活用すれば長時間でも快適に楽しめる。

<週刊つりニュース西部版APC・久松悟/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース西部版』2025年8月29日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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