関西のメジャーフィールドである和歌山県紀ノ川。今回は初釣行となる秋の紀ノ川でランカーサイズを狙いつつ秋らしく巻き物の釣りやサイトフィッシングを楽しんだ模様をお伝えしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)
紀の川でブラックバスフィッシング
和歌山県南部に移住してから早くも半年以上が経過した。身近に釣り場があるのは良いことだが、気軽に行ける分、短時間釣行ばかりになり丸1日釣りをする事がなくなっていた。
「久しぶりにドキドキする釣りがしたい」そう考え、私の中でルアーフィッシングの原点とも言えるブラックバスを狙いに和歌山県のメジャーフィールド紀ノ川へ10月初旬の連休を利用した釣行を計画した。
目標
紀の川は初めて行くフィールドである。空いた時間にインターネットでポイントや車の駐車場所を調べていく。ブラックバス狙いも久しぶりの為タックルの準備から始める。久しぶりの遠征ということもあり準備中も冒険が始まるようなドキドキ感があった。
今回の目標は、
(1)50cmオーバーのランカーサイズ
(2)秋らしくハードルアーで1匹
そして何より久しぶりの遠征を楽しんでくる事!とした。
まずは釣り場を見て回る
迎えた初日、早朝自宅を出発し現地に着いたのは朝8時過ぎ、まずは事前に調査していたエリアを見て回る。最下流の堰から川辺橋までまずは車で走りエリアの距離感を掴む。
最初は有名ポイントの川辺ワンドに行こうと思ったが駐車場所がよくわからずパスする事にした。遠征時にはよくある事、無理な駐車で迷惑になるのは避けたい。そのまま走り南田井ノ瀬橋周辺へエントリーした。
連休とあって釣り人は多い、先行者に挨拶して釣りを開始する。初場所の為まずはサイトで魚を探しつつテトラや橋脚をテンポ良く探るがノーバイト、小バスのスクールも反応は悪くプレッシャーは高いようだ。
25cm級バスが初ヒット!
最下流エリア(JR阪和線周辺)へ移動しスピナーベイトで水門や護岸を探っていくとヒット。25cmクラスをキャッチに成功。小さいが初場所での1匹は嬉しいものである。一通り探り、阪和道周辺から高川樋門へ移動した。
40cm級ブラックバスをキャッチ
橋脚や水門、流入する水路を探りバイトはない為、そのまま上流に続く護岸エリアをスピナーベイトで流していく。しばらく流した所でヒット、今度は少し大きそうだ。川バスらしい強い引きをいなしてランディング。
メジャーを忘れ手尺だが37~8cmのブラックバス、筋肉質なコンディションの良いバスであった。ヒットルアーはボトムアップ社のビーブル3/8オンスだ。
そのまま対岸の護岸エリアへ移動し夕マヅメまで北田井ノ瀬橋から24号バイパスまで流して25cmクラスを追加して1日目は終了となった。
2日目:2投目でバスヒット
2日目の朝、日の出と共に最下流エリアの水門からスタートする。朝イチの2投目、いきなりのヒット、25cmクラスだが幸先の良いスタートだ。
その後一通り探るが反応は無い為高川樋門へ移動する。流入する水路で40~50cmのバスが確認できた為サイトフィッシングで狙っていく。ジグヘッドワッキーで25cmクラスを1匹キャッチしたが、デカバスは口を使わない。
10時半を過ぎると姿が見られなくなったため早めの昼食とした。昼食にはご当地和歌山ラーメンを食べ、釣りを再開する。
サイズアップを狙う
朝イチにヒットがあった水門付近へ行くと小バスに混じり40cmクラスを目撃。ノーシンカー水面ピクピクで反応があるが、活性の高い小バスが先に食ってしまう。2時間程粘ったが20cmクラス4匹と噂に聞いていたスモールマウスバス25cmクラスをキャッチしデカバスには届かず。
夕マヅメは高川樋門の流入水路へ行き、サイトフィッシングでデカバスを狙うが喰わせられず。意外にもクローラーベイトに高反応であったがバイトまでいかず。本流側でも50cmクラスのスクールを確認したが反応は無く、時期的にアラバマリグが効きそうな感じと思い、納竿後に釣具屋へ行き準備をした。
3日目も大型に狙い絞る
3日目の朝イチは高川樋門へ行きアラバマリグで本流側を探る。50cmクラスのチェイスはあったがバイトには至らず。流入水路へ移動し昨日反応の良かったクローラーベイトにチェイスはするがバイトには至らない。
本流側に戻りライトリグを試す。イマカツ社ハドルフライの1.3gダウンショットの中層スイミングでヒットしたが、30cmクラス、嬉しいが狙いのサイズには届かない。その後初日にグッドサイズをキャッチした北田井ノ瀬橋までの護岸エリアをスピナーベイトで流すが反応は無く他のエリアも回るが反応なし。
50cm級に接近
14時頃高川樋門の流入水路へ再度エントリー、サイトフィッシングで狙いハドルフライのノーシンカーで40cmクラスに口を使わすがすぐさま吐き出されスッポ抜け、岸際についていた50cmクラスにスモラバを入れると勢いよく近よったが喰う直前で見切られてしまったりとプレッシャーの高さに翻弄される。
しかも見えているだけにドキドキだ。その後は時合なのかバスは姿を消し、夕マヅメまでエリアを変えつつ釣り続けるも追加とはならず3日間の遠征を終えた。
充実した遠征釣行に
今回目標としていたランカーサイズにはあと一歩届かず口を使わせる事ができなかったが、秋らしくスピナーベイトで複数キャッチでき巻物の展開は楽しむことができた。
久しぶりに丸1日を3日間釣りきり、心地良い疲労感で家路につく。あっという間の3日間だったが、ご当地グルメも満喫し充実した遠征で大いに楽しむ事ができた。
紀ノ川の印象
今回初めて訪れた紀ノ川の印象としては、比較的足場の良い所が多く、釣りはしやすいフィールドであった。その分人気がありプレッシャーは高いが、状況によってはハードルアーをメインにストロングな展開も楽しめるフィールドである。
ゴミは捨てずに拾おう
ただ気になったのはゴミの多さ、何度か足にラインが絡まり転びそうになった。ラインの他、ルアーのパッケージ、ワームなど可能な限りは拾い回収したが、このままでは釣りが禁止される気がしてならない。
バスに限らず釣りが楽しめる環境を守るよう、業界全体で取り組んでいく必要を強く感じた釣行でもあった。ライターである私からのお願いとして、これからも釣りを続けたいと思う方は落ちているゴミ、全ては無理でもできる限りは回収してもらえれば幸いである。
<稲垣順也/TSURINEWSライター>
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