朝の冷気の奥に、わずかな春の気配が混じっていた2月20日。向かった先は三河湾に浮かぶ小さな島、沖島。

狙いはもちろん、身入りで名を馳せる名物アサリだ。

『実はめちゃくちゃ奥深い!【潮干狩り特集】を読む』

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターHAZEKING)

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沖島でアサリの潮干狩り

県内でも解禁の早さで知られる沖島は、いわば「先陣を切る潮干狩り場」。殻いっぱいに詰まったアサリの身質は評価が高く、市場でも存在感を放つ。

最低気温0度の中でもアサリを続々発見! 無人島での潮干狩りで6kgと好スタート
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沖島(提供:TSURINEWSライターHAZEKING)

今季の出来を占う意味でも、この日の掘りは単なる試しでは済まされない。

当日の状況

現地到着は午前六時。昨季より人出は穏やかで、駐車スペースにも余裕がある。受付を済ませ、午前10時30分の渡船で島へ渡った。上陸後は桟橋を左へ進み、北東側の実績エリアに狙いを定める。

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沖島(提供:TSURINEWSライターHAZEKING)

ウェーダーとグローブは必須

沖島は無人島ゆえ、足元は岩混じりで安定しない。ウェーダーとロンググローブは必需品。海底も石が多く、一般的なクマデでは歯が立たない場所があるため、一本カギを併用すると効率が上がる。

低水温期の作戦

この日は中潮、干潮は13時53分で潮位33cm。数字だけ見れば悪くない条件だが、朝の気温は零度。低水温を考慮すれば、アサリは表層にはいないと読む。

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潮干狩り時間表(提供:TSURINEWSライターHAZEKING)

深場でアサリを発見

石をどけ、砂を払い、その下の粘土層まで指を差し込む。やがて、わずかな違和感が指先を止めた。そっと掴み上げると、殻長3cmの一枚。深さはおよそ20cm。今日は「浅場勝負」ではない。

最低気温0度の中でもアサリを続々発見! 無人島での潮干狩りで6kgと好スタート
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(提供:TSURINEWSライターHAZEKING)

4cm級のアサリが続々

潮がさらに引き、沖側の干出が広がる。乾いた風の中、掘り進めるたびに鈍い光が混じるようになった。密度は沖へ出るほど増す傾向。サイズアップを求め、海中に沈む大岩の際を丁寧に探ると、明瞭な波模様を刻んだ良型が姿を現した。

最低気温0度の中でもアサリを続々発見! 無人島での潮干狩りで6kgと好スタート
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アサリがゴロゴロ(提供:TSURINEWSライターHAZEKING)

殻長4cm。やや黒みを帯びた殻色が、この場所の土質を物語る。土地に育てられた一枚だ。その後も同クラスが続き、解禁直後とは思えぬ安定感を見せた。

最低気温0度の中でもアサリを続々発見! 無人島での潮干狩りで6kgと好スタート
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アサリ好調(提供:TSURINEWSライターHAZEKING)

最終結果

最終的な持ち帰りは最大4cmを含む6kg。

昨年を大きく上回る内容で、資源の回復を感じさせる結果となった。

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4cm級のアサリ(提供:TSURINEWSライターHAZEKING)

三河湾の春は、静かに、しかし確実に歩みを進めている。三月中旬には各地で本格的な解禁が控える。まずは沖島で感触を確かめるのも一案だ。早春の一掘りが、次の潮の動きを教えてくれる。

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カニも登場(提供:TSURINEWSライターHAZEKING)

<HAZEKING/TSURINEWSライター>

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