長谷川博己主演の日曜劇場「アンチヒーロー」(TBS系)の第6話が、19日に放送された。
本作は、弁護士ドラマの枠組みを超え、“正義とは果たして何なのか?”“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問い掛ける逆転パラドックスエンターテインメント。
明墨(長谷川)は出版社の元副編集長(珠城りょう)の弁護を請け負う。彼女はかつて政治家のスキャンダル記事を書いていた。明墨の次なるターゲットは政界か、それとも…。
放送終了後、SNS上には、「単なる裁判ドラマではなく、知らないところでうごめく闇を見せてくれるシリアスにして秀逸なエンターテインメント」「事件を解決していくのと並行して、紫ノ宮(堀田真由)と赤峰(北村匠海)が明墨の謎を解いていく二重構造。そして一つの事件から枝葉が伸びていく展開。2度3度と見ないと理解できないほど複雑ではあるがすごい組み立て」「今週も面白過ぎた。
また、「明墨弁護士、かっこいい。(『笑ゥせぇるすまん』の)喪黒福造って感じの登場の仕方をするよね」「明墨さんのキャラは喪黒福造がモデルでは。『あなたを無罪にして差し上げます』ドーンって」といった声も。
そして、「赤峰と松永(細田善彦)のシーンが素晴らしかった。うれしかった。遠くから頭を下げるだけの最初の赤峰とはもう別人。考えて苦しんで、行動して、確かな信念を身につけてやっとこのシーンにたどり着いた。人の心が動く。誰かが本気で動かす。