【さらに写真を見る】長渕剛、AIと初のコラボ「いっしょに『今』を歌おう」
6月8日、長渕剛がAIとコラボした新曲『しゃくなげ色の空』をリリースすることが明らかになった。
1月下旬から徐々に世界を震撼させた新型コロナウイルスによる感染拡大の恐怖の中、アーティスト・長渕剛は何を思い、日々を過ごしていたのか?!
3.11の東日本大震災で日本を一つにしようと立ち上がった長渕剛が、遂に日本人全ての人の心を代弁するかのような楽曲を完成させた。
「君がいない。僕がいるのに。」
楽曲の前半で現実を突きつけられる。声や映像でつながっていてもそこにはリアルな人はいない。温もりを感じることのできない人だけがいる。それでも
「勝つために君をおきざりにしない~
手を伸ばすから掴んでほしい、触ってほしい、抱きしめてほしい。
君と生きて、君と死んで、君と生まれて、そして僕はここにいるから。」
絶望の中でも誰かを思い、大切な人のために自分ができることはとてもシンプルなことだという小さな希望に満ちた詩が紡がれていく。
そして、本楽曲のタイトルに使われてる「しゃくなげ(石楠花)」という花は、日本中が自粛モードになってから長渕剛が過ごしていた家の庭に咲いていた真っ赤な鮮やかな色の花だったという。この花の花言葉は「尊厳」そして「威厳」。鮮やかな赤には「生きる活力」が象徴されているかのよう。日本人、全ての人が現実に真摯に向き合い、人を守るために自分にできることを考えることは、まさに「人」としての尊厳なのではないか?!
更に、今回の楽曲を長渕剛のソロではなく、シンガーソングライター・AIと共に歌う。長渕剛の出身地である鹿児島県で育ったAIとは、以前から親交があったという。長渕剛が女性とのコラボによって楽曲を発表するのは、初めてのことだ。
人類には、男と女しかいない。長渕剛は、男女でこの楽曲を歌うことで、さらなる希望を創出したかったと、今回のコラボレーションについて語っている。
【長渕剛・コメント】
俺たちは、とんでもない不安と恐怖をはっきりと感じた。
世界の全ての人々もみな平等の恐怖を。
やすやすと希望や優しさを打ち立てられない現実に直面している。
全てが止まった時に、俺は空を見た。
皮肉にも、今まで生きてきて見たことも無いほどに空がキラキラ輝いていた。
鳥たちも帰ってきた。
そして、歌を書いた。
日本の宝ともいうべき 歌姫 AI に電話した。
いっしょに「今」を歌おう!!って。
そして、歌った。
二人で歌った。
俺もAIも生きている喜びをしっかり感じた。
だから、みんなにもすぐ聴いてもらいたいと思った。
【AI・コメント】
「日本に希望を撃ち込みたい。“AIちゃん力を貸してくれ”」と長渕さんから連絡が?ありまして、最初は私がまさか一緒に歌うなんてめっそうもございやせん!!!って感じでしたが、、?歌を聴けば聞くほどその歌詞の意味がどんどん伝わってきて本当に素晴らしい歌だなと、、?ただ歌ってみたらやっぱり長渕さん節が私にはなかなか難しく感じを掴むまで時間が?かかりましたが心を込めて精一杯頑張りました!とにかく一緒に歌えて光栄です!!