【写真】AKB48の大人メンバーたち見せた“本気”のステージ
演劇とライブが融合したAKB48の新たなライブイベント「AKB48 THE AUDISHOW」が、東京・TOKYO DOME CITY HALLで10日(木)よりスタートした。

2日目となる11日(金)13時からの公演には、小栗有以、岡田奈々、浅井七海、岡部麟、倉野尾成美、田口愛佳、山内瑞葵のレギュラーメンバーをはじめ、“First Generation”メンバーとして岩立沙穂、入山杏奈、大家志津香、岡田奈々、加藤玲奈、込山榛香、佐々木優佳里、篠崎彩奈、谷口めぐ、中西智代梨、福岡聖菜、宮崎美穂、武藤十夢、村山彩希、茂木忍が出演。
<早口言葉にでんぐり返し!大人メンバーたちがノリノリで挑む!>
本公演はライブパートと演劇パートが組み合わさった演出がなされ、演劇パートで行われるオーディションの結果が、そのままライブパフォーマンスにも反映される。



最初に行われた「EKBオーディション(笑顔がかわいい番長)」オーディションには篠崎、谷口、福岡、山内、入山、中西、岡田、佐々木、倉野尾、加藤、岩立の11人が参加。メンバーそれぞれが可愛い笑顔が見せられるシチュエーションで次々と笑顔を披露。「最近嬉しかったこと」をシチュエーションに選んだ篠崎は、「えっ、これ経費で落ちるんですか!?やったー!!」と満面の笑みを弾けさせた。一体何を買ったのか品物が気になる喜びに、観客からも拍手が送られる。“First Generation”の中では最年少となる福岡はコンビニで先輩におごってもらった時の笑顔を披露し、加藤はメンバーの中西から「おはよう」と言われた時のリアクションを見せた。中でも早口言葉を意気揚々と挑むもカミカミで言えなかった佐々木が優勝。直後の『君のことが好きだから』、『会いたかった』では満面の笑顔を観客へ届けた。


続くオーディションには「UKB(動けるキレてる番長)オーディション」には込山、浅井、武藤、岡部、茂木、田口、村山、宮崎の8人が参加。30秒間、曲のイメージに合わせてメンバーがそれぞれ考えたダンスを披露する。込山はこの日のために練習してきたという側転を成功させ、「正統派で挑みます!」と意気込んだ岡部は、AKB48加入前から続けているキレのあるダンスを披露した。



「KKB(キュンとするカラオケ番長)」には中西、小栗、大家の3人が参加。「夏を届けたいから」と中西はあいみょん『マリーゴールド』をしっとりと歌唱。続く小栗はいきものがかりの『気まぐれロマンティック』を元気よく披露。選曲したについて、「小さい頃から大好きで、(気持ちが)明るくなるからです」と明かした。トリを務めた大家はゴールデンボンバーの『女々しくて』をメンバーを巻き込んだ“盛り上げ力”を見せたが、“大人の判断”により優勝は中西に決定した。その後のライブでは岡田奈々が伸びゆく歌が歌声を『365日の紙飛行機』にのせて披露し、続く『マリーゴールド』はメンバーたちがオリジナルの振り付けで歌い上げた。
3つのオーディション後には「芸能人限定 AKB48オーディション」が開催され、この日はお笑いコンビのおかずクラブがゲスト出演。メンバーからの質問に応えるトークゾーンや、漫才で会場を盛り上げた。
<武藤十夢「誰かを頼っていいんだって思えました」>
第2部のライブパートのMCで武藤は、「若手選抜はあるけど大人選抜ってなかったじゃない?」と大人メンバーでの公演にしみじみ。

15期生の福岡は「私がベテランメンバーになるなんて!どうしよう!」と驚きつつ、「嬉しい気持ちもあるけど、15期生はこの中では後輩なので、レッスン中も先輩に甘えられて、久しぶりに後輩気分を味わえました」とコメント。
チームの中では上の世代になる故の悩みもあるようで、後輩の前ではちゃんとしなければと普段から気を張っていたという加藤も、「みんな歳も近いし、私からしたら後輩感もないので、友達同士でみんなでいるなという楽しさは感じました」と、“First Generation”メンバーで過ごした時間での発見をコメント。また武藤は「誰かを頼っていいんだって思えました。チームではどうしても上の世代になるので、何か言わなくちゃって思ってしまうんですけど、(First Generationでは)大家さんやみゃおさんもいて結構言ってくれるので、もういいやって(笑)」と、“先輩”ではない素の自分を取り戻したようだ。
同公演は13日まで行われる。