【写真】桑田佳祐監督のラジオドラマに出演する林遣都・恒松祐里
桑田佳祐が監督・音楽を担当し、1990年に公開され、全国で350万人動員を記録した大ヒット映画『稲村ジェーン』。先日、サザンオールスターズのデビュー43周年記念日となる6月25日に、30年の時を経てBlu-ray&DVDリリースされた本映画をラジオドラマ化した『稲村ジェーン2021~それぞれの夏~』(8月23日(月)~26日(木)の4日間にわたりニッポン放送にて先行オンエア、8月29日(日)13:00~13:55放送/TOKYO FMをはじめとするJFN全国37局ネットでオンエア)に、林遣都・恒松祐里をはじめとした豪華キャスト陣が出演することが決定した。
『稲村ジェーン2021~それぞれの夏~』は、映画『稲村ジェーン』の主人公・ヒロシが2021年の夏を生きていたら…という設定で物語が展開していくラジオドラマだ。
物語は、75歳の“おじいさんサーファー”となったヒロシが、偶然、ある女の子に出会い、その女の子は、昔、ヒロシが幻想のような「暑かったけど、短かった夏」を共に過ごした、映画の舞台である1965年に出会った一人の女の子のことを思い起こさせる…というシーンから始まる。
映画『稲村ジェーン』の主題歌・サザンオールスターズ「真夏の果実」、挿入歌「希望の轍」をはじめ、映画のサウンドトラックとして書き下ろされた楽曲たちと共に、登場人物たちの“それぞれの夏”が描かれていく。

主人公・ヒロシ役を演じるのは俳優の林遣都。もともと桑田佳祐のファンだったという林がオファーを受け即快諾し、出演が決定しました。ぶっきらぼうで冷めた性格だが、どこか心優しい一面も持ち合わせる主人公・ヒロシを、重厚かつ色気のある声の演技で繊細に表現している。
さらにヒロイン・波子役兼とある女の子役には、NHKの連続テレビ小説『おかえりモネ』、Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』など話題作への出演が続く現在大注目女優の恒松祐里。全てを見透かすような大人びた発言をするヒロインを、可愛らしく、時にはミステリアスに、魅力たっぷりに演じた。

さらに主人公の親友・マサシ役に映画『ミッドナイトスワン』やテレビ朝日連続ドラマ『IP~サイバー捜査班』に出演中の吉村界人、ヤクザのカッチャン役に浅香航大、そして4人が集まるバーのマスター役に勝村政信と、『稲村ジェーン』の世界に花を添える豪華キャスト陣が勢揃いすることとなった。
また、サザンオールスターズのパーカッショニスト・野沢“毛ガニ”秀行の特別出演も決定。
実は野沢は、映画『稲村ジェーン』にも、桑田のオファーを受けて海浜組合員役で出演し、実際に撮影まで全て終えていましたが、最終の編集段階で大幅に全体尺を縮めざるを得なかったことで、出演シーンが泣く泣くカットされてしまい、桑田が平謝りしたという逸話がありましたが(幻の出演シーンは本編エンドロールに一部収められている)、この度映画の公開から30年以上の時を経て、改めて今回のラジオドラマに出演することとなりました!特別出演ということで、どのようなかたちで登場するのかもどうぞお楽しみに。
オンエアは8月23日~26日の4日間にわたってニッポン放送にて先行放送され、8月29日にはTOKYO FM/JFN系列37局にて、一挙にまとめられて放送されます。
《番組情報》
『稲村ジェーン2021~それぞれの夏~』
ニッポン放送:8月23日(月)~26日(木)23:50~24:00 4夜連続オンエア
TOKYO FM/JFN系列37局:8月29日(日)13:00~13:55