【写真】初のワールドツアー開幕したLE SSERAFIM
LE SSERAFIMがデビュー後初めて開催するワールドツアーは、完成度の高いパフォーマンスと真実味のある想いで溢れていた。LE SSERAFIMは、4月19~20日の2日間、韓国・仁川のインスパイアアリーナで『2025 LE SSERAFIM TOUR ‘EASY CRAZY HOT’ IN INCHEON』を開催し、FEARNOT(ファンダム名)と時間を共にした。



今回のワールドツアーは、タイトルの通り、3rd Mini Album ‘EASY’、4th Mini Album ‘CRAZY’、5th Mini Album ‘HOT’から構成された「EASY-CRAZY-HOT」3部作プロジェクトのフィナーレだ。LE SSERAFIMは、3月14日にリリースした5th Mini Album ‘HOT’のイントロ曲「Born Fire」で公演の幕を開けた。曲が流れると、数十人のダンサーたちが一糸乱れず登場しながら圧巻のパフォーマンスを披露し、会場の雰囲気は一気に熱くなった。続いて「Ash」、「HOT」、「Come Over」などの最新曲と、「EASY」、「Blue Flame」、「Eve, Psyche & The Bluebeard’s wife」など、過去の活動を網羅したセットリストでLE SSERAFIMの歩みを表現した。LE SSERAFIMは、「意外な楽曲で熱く公演を始めてみたが、FEARNOTの皆さんのエネルギーがとても良い。ただし、これからが始まりだ。ご覧になりたい楽曲も多いと思うが、最後まで期待してほしい」と意気込みを語った。その後、150分を超える公演の間、休まずステージを披露し続けて「パフォーマンス最強ガールグループ」の名にふさわしい圧巻の存在感を誇った。
「FEARLESS」、「UNFORGIVEN (feat. Nile Rodgers)」、「ANTIFRAGILE」などのメガヒット曲は、バンドバージョンの編曲で強烈さを増した。これに観客席からは爆発的な歓声が沸き起こった。「Swan Song」は、KAZUHAがバレエの動作をもとに考案した振り付けで注目を集めた。





LE SSERAFIMは、ファンの熱いアンコールコールが続くと、観客席から再登場し、初めてのファンソング「FEARNOT (Between you, me and the lamppost) 」を歌唱した。続けて「大変な時や嬉しい時にお互いに力になってくれる存在がどれほど美しくて特別なのか知っているので、私たちもFEARNOTの皆さんの力になれるよう努力する。一緒に作っていく思い出、心のこもった言葉と私たちが差し上げる愛はすべて本物だ。FEARNOTの皆さんも人生を一生懸命に生きていて疲れる瞬間があれば、今日を思い出して、皆さんを愛する人がいるということを信じて、前に進んでほしい。私たちはより一層強くなることができたし、これからもしっかりとやり遂げたい。今後の歩みも一緒に見守って欲しい」という心からの想いを伝えた。
韓国・仁川公演を盛況裏に終えたLE SSERAFIMは、来月より名古屋(5月6~7日)、大阪(5月13~14日)、北九州(6月7~8日)、さいたま(6月12, 14~15日)、台北(7月19日)、香港(7月26日)、マニラ(8月2日)、バンコク(8月9~10日)、シンガポール(8月16日)でワールドツアーの公演を続ける。さらに、9月からはデビュー後初めての北米地域でのツアーも実施する。