この記事をまとめると
■運転がより上手くなるのに効果的なパーツを紹介



■運転に直接関わる靴やタイヤに予算を投じるのは効果的だ



■社外パーツでは乗り心地が改善するアイテムや駐車が楽になるオプションも用意されている



運転がより上手くなるアイテムをご紹介

助手席や後席に人を乗せる機会が多い人なら、やっぱり誰しも「運転が上手いな」と思われたほうが嬉しいですよね。上手いとまでは言われなくても、少なくとも「この人の運転するクルマには二度と乗りたくない」とは思われたくないな、というのが本音ではないでしょうか。でも、他人というのは褒めるときにはハッキリと口に出して「上手ですね」と言ってくれるのに、イヤなときにはなかなかハッキリとは教えてくれません。

知らないうちに運転下手のレッテルを貼られないためにも、それにつながるネガ要素は排除しておきたいものですね。



ヘタなら「道具に頼る」のもあり! 運転が上手くなる可能性を秘...の画像はこちら >>



ただ、運転の上手い下手というのはドライバーの技術だけでなく、クルマの性能や装備によっても左右されます。今回は、運転上手な人が密かに活用しているアイテムたちをご紹介したいと思います。



まずひとつ目は、同乗者が不快に思う運転としてカックンブレーキや雑な発進加速といったシーンがあるのですが、これらはペダル操作の影響を強く受けます。それを解決してくれるのが、まるで足の指のひとつひとつの力までが正確にペダルに伝わるように、こだわって作られているドライビングシューズを履くことです。



ヘタなら「道具に頼る」のもあり! 運転が上手くなる可能性を秘めたアイテム5つ
ドライビングシューズ



日本製で、操作を正確に快適に行えるようにこだわりを突き詰めている「ネグローニ」のドライビングシューズは、自動車のプロたちにもファンが多数いる信頼のブランド。スニーカータイプのデザインだけでなく、チャッカーブーツやスリッポンタイプなど、普段の服装に合わせやすいところも人気です。女性向けのバレエシューズタイプなども揃っています。



ふたつ目は、同乗者に不安を抱かせないように運転しようとして、とくに気を使うのが車線変更や追い越し、合流といったシーン。死角に隠れていた車両に気づかず、車線変更しようとしてビビッとクラクションを鳴らされるなんて、最悪のシーンですよね。そんなことにならないために、活用したいのが多くの車両に装備されている「ブラインドスポットモニター」というもの。



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ブラインドスポットモニター



これは、片側二車線以上ある道路を走行中に、隣りの車線を走る車両をレーダーなどで検知して、サイドミラーに埋め込まれた小さなインジケーターを点灯することで、その存在を知らせてくれるという機能です。

およそ60km/h以上で走行中に作動するというものが多いのですが、これがあれば、死角にいてサイドミラーでは確認しにくい車両を見落とすことなく、しっかりと安全を確認してから車線変更や追い越しを行うことができます。



また、自分の車両に後方から急接近してくる車両も知らせてくれるので、目では見えないのにインジケーターが点灯していたら、さらに注意して構えておくことができますね。こうした予測や、先を見通す能力が同乗者の安心感につながるのです。



テクニックだけでなく道具に頼ってみるのもいいかも?

カーブの際に必要以上に車体が揺れたり、道路の継ぎ目で不快な振動が大きかったり、といったところは車両側の影響が大きいので、決してドライバーだけのせいではないのですが、同乗者によっては運転が下手なせいだと感じてしまうこともあるものです。それってすごく悔しいですよね。



そこで3つ目は、車体側の問題を根本から改善する効果が期待できるアイテム、ヤマハの「パフォーマンスダンパー」と呼ばれるパーツ。適合車種が多数あり、車種ごとに装着する場所は変わる場合もありますが、主に車体の先端と後端に取り付けることで、まるで運転が上手くなったようにコーナリングがスムースになったり、段差を乗り越えた際の揺れが減ったり、走行中のノイズが低減して車内が静かになったりといった、さまざまな効果が期待できます。



ヘタなら「道具に頼る」のもあり! 運転が上手くなる可能性を秘めたアイテム5つ
パフォーマンスダンパー



これで、運転ではどうしようもない不快な要素がだいぶ良くなるのではないでしょうか。STIがスバル車向けに販売しているフレキシブルタワーバーといったパーツも、「運転が上手くなる!」と評判です。



4つ目は、道路を走っているときにはボロが出なくても、どうしても下手なのがバレやすいのが車庫入れをするときですよね。死角が多く、左右の駐車車両との兼ね合いで操作をしなければならないので、モタモタしたり、うっかり曲がってしまったりと、上手いと思われるようになるにはかなりの特訓や経験が必要です。



それを頼もしくサポートしてくれるアイテムが、日産のアラウンドビューモニターに代表されるように、自分の車両を真上から俯瞰して見たように映してくれるモニターです。

バックモニターだけだと、左右や前方の状態はひと目でわからないものですが、アラウンドビューモニターならどこに縁石などの障害物があるのか、タイヤがどの角度を向いているのかなど、一目瞭然。



ヘタなら「道具に頼る」のもあり! 運転が上手くなる可能性を秘めたアイテム5つ
アラウンドビューモニター



これを見ながらハンドル操作とペダル操作で細かな調整をしつつ車庫入れをすれば、一発でビシっと駐車枠に収めやすくなります。また、ハンドルの舵角に応じて、このままバックしたらどこへ向かうかという、予測の線を画面上に表示してくれる機能もあるので、それが真っ直ぐになっているか、白線と合っているかを確認しながら操作すれば、極端に曲がって停めるようなミスもしにくくなります。



5つ目は、なんだかんだ言ってもタイヤの影響は大きいので、もし乗り心地や静粛性が気になるならば、思い切ってコンフォートタイヤと呼ばれるタイヤに履き替えるのもひとつの手です。なかには、道路を舗装し直したのかと錯覚するほど乗り心地が上質になったり、バタついているように感じた足が落ち着いたりと、驚くほどの変化を感じられるものもあります。



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コンフォートタイヤ



もしブレーキング時の利きに不安があるのなら、そうした性能を強調しているタイヤもあるので、同乗者に不安感を抱かせないようなブレーキングを手に入れることも可能だと思います。



ということで、あなたが「運転上手だな」と思っている人も、もしかしたらこうしたアイテムを駆使しているかもしれません。お悩みに応じて、取り入れてみてはいかがでしょうか。

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