この記事をまとめると
■スーパーGTは2024年でシーズン開始から30周年を迎える■交通タイムス社では記念本「JGTC&SUPER GT 30年史」を出版
■30年間に参戦した全車紹介や全リザルトを掲載
スーパーGTの歴史が詰まった1冊が販売決定
日本が世界に誇るモータースポーツが、ご存じスーパーGTだ。
「世界最速の箱車」という異名をもつGT500クラスを筆頭に、マザーシャシーと呼ばれる決められたモノコックをベースに、さまざまな市販車のボディを装着した車両や、世界中で戦うGT3マシンが集結したユニークな車種ラインアップが魅力的なGT300クラスの2クラスで競われるこのレースは、日本でもっとも盛り上がるレースで、毎年日本中のサーキットを舞台にシリーズ8戦の規模で行われている。
そんなスーパーGTは、前身である全日本GT選手権(JGTC)がスタートした1994年から、2024年で30年目という記念すべき節目を迎える。
それを記念してこのたび、CARトップやWEB CARTOP、GT-Rマガジンやスバルマガジンなどなど、さまざまな自動車関連書籍やWEBサイトを発刊・運営してる交通タイムス社では、スーパーGT30周年記念のスペシャルブック、「JGTC&SUPER GT 30年史」を発売する。
内容は、JGTCの第1戦目から2023年のスーパーGT第8戦までに参加した車両全車の紹介ページ(1407台)、スーパーGTを支える「日産」「トヨタ」「ホンダ」の3社のほか、各チームにタイヤを供給するメーカーたちによるスーパーGTへ挑戦することへの想い、GTA会長を務める坂東正明会長への独占インタビュー、現存する貴重な出走車両の紹介、GT車両のカーボンモノコックを手掛ける東レへのインタビュー、そして2023年までに開催された全レースのリザルトページなどなど、372ページに及ぶ大ボリュームな1冊となっている。
まさに「永久保存版」の5文字が相応しい1冊だ。「このクルマ懐かしい!」、「こんなクルマ走ってたのか!」など、懐かしさや新たな発見が、この本をとおして見つけられるかもしれない。さらに購入特典として、GTマシンたちが彩る2025年カレンダーも付属する。
価格は4000円、2024年9月24日(火)より全国の書店やインターネット通販を通して販売される予定だ。GTファンすべてに捧ぐ、スーパーGTの歴史をこれでもかと詰め込んだ本となっているので、資料としてぜひ手に取ってもらいたい。
本稿執筆時点で残り3戦となった2024年シーズンのスーパーGT。昨年からの連覇を狙う絶好調のトヨタ陣営が2024年シーズンを制するか、3年目のシーズンを迎え熟成が進んだZを武器に戦う日産陣営がここから巻き返すか、はたまた新型車両のシビック タイプR-GTを投入したホンダ陣営が王座を手にするか、まだまだ激闘から目が離せない。
ぜひこの本を片手に、2024年シーズンの残りの3戦のスーパーGTを楽しんでほしい。
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